これだけ知っていればわかる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の話
ちなみに「名探偵コナン」にある“ガンダムネタ”
さて、ここでガンダムから少し話がそれて、ちょっとしたトリビアを。「機動戦士ガンダム」でアムロの声優を担当したのが古谷徹。
「巨人の星」の星飛雄馬や「ドラゴンボール」のヤムチャなどで知られる古谷徹ですが、「名探偵コナン」では安室透(アムロトオル)/ 古谷零(フルヤレイ)というキャラクターを演じています。
これは名前を見ていただければわかる通りアムロ・レイと古谷徹という演者とその代表作が名前の由来になっています。
さらに、劇場版最新作『劇場版名探偵コナン緋色の弾丸』でキーパーソンを演じる赤井秀一の声優を担当している池田秀一は、「機動戦士ガンダム」で“赤い彗星”シャア・アズナブルの声を担当しています。
“赤い”彗星の池田“秀一”というわけです。これは「名探偵コナン」の原作社の青山剛昌が「ガンダム」の大ファンであることから来ています。
ちなみに赤井秀一の変名の諸星大と沖矢昴が星にちなんでいるのも“彗星”から来ています。
アニメ化に合わせて、古谷徹と池田秀一を口説き落とせたスタッフと、それに応じた二人の対応の粋さを感じさせますね。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の重要人物登場
さて、アムロが急遽飛び乗ったガンダムは圧倒的な実力差を見せて、ジオン軍を圧倒し始めます。この時アムロは徐々に特殊な感応能力、察知能力を見せるようになり、やがて“ニュータイプ”と呼ばれるようになります。“ニュータイプ”というのは実はジオン・ダイクンが人類が宇宙に出ることで新たな能力を覚醒する者たちが現れるという理論「ニュータイプ理論」から来ている言葉なのですが、皮肉にも遺児のシャアではなくライバル関係になるアムロにその素質が芽生えます。
このガンダムとアムロが拠点となる戦艦ホワイトベースの艦長となったのがブライト・ノア。『閃光のハサウェイ』の主人公ハサウェイ・ノアの父親です。
やがて、ジオンと地球連邦の戦い(一年戦争)は終結します。アニメ「機動戦士ガンダム」はこの戦争の後半数か月の物語です。中身の濃さで忘れがちですが劇中の時間があまり経過しないのは実はガンダムの特徴でもあります。
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