映画コラム
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』徹底解説|作品を読み解く「5つ」の疑問
『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』徹底解説|作品を読み解く「5つ」の疑問
疑問②:通常版との違いとは?
本作と2017年に公開された通常版との違いは数多くありますが、一言でまとめると、より濃密になった内容と言えます!
通常版の2倍となる約4時間にも及ぶ本編から浮かび上がるのは、各キャラクターの葛藤と物語の深み。
全7部構成で描かれる壮大な群像劇となった本作は、もはや「通常版がダイジェストだったのでは……。」と疑ってしまうほどに、別物の作品になっています!
大まかな物語の流れは変わっていないものの、その内容の濃さやファンサービスの数々は、DCコミックス映画の最高峰と言っても過言ではないものでした!
ちなみに、具体的な違いを挙げると、以下の例などがあります。
(若干、本編の内容に触れていますので、気になる方はお気をつけください。)
・IMAXカメラ撮影の縦長画面(アスペクト比1.66:1)
・各メンバーの背景を映像で語る壮大なOP
・サイボーグを深掘りする父と子のドラマ
・フラッシュの大活躍
・悪役・ステッペンウルフの葛藤
・各人物を深掘りするエピソードの追加
・シリーズの黒幕・ダークサイドの登場
・明らかになるマザーボックスの秘密
・黒いスーツを着たスーパーマンの登場
・通常版にあったロシア人家族の描写が削除
・意外なキャラクターのゲスト出演
・今後の展開を示唆する驚きの場面
その他にも、様々な違いを発見することが出来ますが、気になった方は、是非、本編をご覧いただきたいです!
※次のページからは『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』の本編に関わる重大なネタバレに触れていきます。観賞後にお読みくただくことをオススメします。
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