2021年06月09日

『ベル・エポックでもう一度』レビュー:頑固オヤジがタイムトラベルサービスで疑似BTTFしてみたら?

『ベル・エポックでもう一度』レビュー:頑固オヤジがタイムトラベルサービスで疑似BTTFしてみたら?


『ベル・エポックでもう一度』作品情報

ストーリー
何もかもがデジタル化された世の中についていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。仕事を失い、妻のマリアンヌにも見放された彼を元気づけようと、息子のマクシムは友人のアントワーヌが始めた<タイムトラベルサービス>をプレゼントする。それは、映画製作の技術で、客が戻りたいと思う過去を広大なセットに再現する体験型のエンターテイメントだった。ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエストする。指定されたセットに行くと、まさに1974年のリヨンの街並みと彼が泊まったホテルが存在していた。部屋に用意された70年代ファッションに着替え、今はなき想い出のカフェで女優のマルゴが演じる<運命の女性>と出会うヴィクトル。記憶どおりの輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になり、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、サービス延長のために、唯一にして全財産の別荘まで売り払ってしまう……。

予告編


基本情報
出演:ダニエル・オートゥイユ/ギョーム・カネ/ドリア・ティリエ/ファニー・アルダン/ピエール・アルディティ/ドゥニ・ポダリデス

監督:ニコラ・ブドス

公開日:2021年6月12日(土)

製作国:フランス

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