『モロッコ、彼女たちの朝』レビュー:未婚の妊婦とシングルマザーの交流から示唆される女性たちの「今日」と「明日」
『モロッコ、彼女たちの朝』レビュー:未婚の妊婦とシングルマザーの交流から示唆される女性たちの「今日」と「明日」
『モロッコ、彼女たちの朝』作品情報
【あらすじ】臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブーで、美容師の仕事も住まいも失った。ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、小さなパン屋を営むアブラだった。アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、心を閉ざして働き続けてきた。パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、孤独だった親子の生活に光をもたらす。商売は波に乗り、町中が祭りの興奮に包まれたある日、サミアに陣痛が始まった。生まれ来る子の幸せを願い、養子に出すと覚悟していた彼女だが……。
【予告編】
【基本情報】
出演:ルブナ・アザバル/ニスリン・エラディ/ニスリン・エラディ/ドゥーエ・ベルカウダ/アジズ・ハッタブ/ハスナ・タムタウイ
監督:マリヤム・トゥザニ
脚本:マリヤム・トゥザニ/ナビール・アユーシュ
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