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2021-08-14

「サ道2021」第6話レビュー:そうだ、京都の銭湯サウナに行こう(コロナが落ち着いたら)(※ストーリーネタバレあり)



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テレビ東京はドラマ25枠で、「サ道」の新シーズンを放映する。
出演は、前作に引き続き原田泰造・三宅弘城・磯村勇斗が決定。今回、“ディスタンスと継承”をテーマとし、様々な距離をこえて受け継がれていくものを描く。

本記事では、第6話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「サ道2021」第6話レビュー

そうだ、京都の銭湯行こう。

ナカタ(原田泰造)は、建築家だった父親が遺したスケッチとメモに京都の銭湯が多いことに気づき、父親が愛した京都の銭湯めぐりをすることを思いつく。

まずは「五香湯」。1階に6種類のお風呂(ホームページを見たところ「バドガシュタインラドン222鉱石の湯」が売りらしい。すごそう)、2階に2種類のサウナと水風呂、さらに露天風呂まである銭湯だ。まるでスーパー銭湯のようなのに、サウナ料金込みで450円というのが信じられない。これは京都の銭湯共通の価格なのだという。

ちなみに関東の銭湯は湯船が端にあることが多いが、関西の銭湯は湯船が中央にあることが多い。おかべたかし・山出高士著『くらべる東西』(東京書籍)の表紙になっているので、ぜひ確認してもらいたい。

2種類のサウナでしっかりと蒸されたナカタは、次の「梅湯」へと向かう。こちらは明治期から続く銭湯を若者が受け継いで経営している銭湯。カルチャー色が強いのが特徴で、オリジナルTシャツを販売していたり、各種イベントなども行っている。

ユニークな銭湯だが、壁に貼られている「ルール注意に待った!」という注意書きもユニーク。何か注意したくなったときは自分で注意しないでほしい、やむをえず自分で注意する場合は「マイルールの押し付けになっていないか」「理不尽なこと・いけずになっていないか」をよく考えてほしいという(「いけず」とは意地悪という意味)。これは銭湯のみならず、社会全般に言えること。注意するのが好きな人っているもんねぇ。

湯船が深い、水が柔らかい(京都は軟水)、脱衣場のロッカーに脱衣カゴがある……などが京都の銭湯の特徴らしい。そして繰り返しになるが、入浴料450円でサウナにも入れるなんて、本当に夢のよう。銭湯サウナの名店も多い。だから京都にはサウナ好きの人が多いのだ。

梅湯の経営者と会話から、京都の銭湯がハイペースで減っていること、その中で古い銭湯を残そうと奮闘している若者たちのことを知ったナカタは、「古いものや文化を、次の世代にしっかりと残していく。京都が京都である理由を垣間見た気がしました」と偶然さん(三宅弘城)、イケメン蒸し男(磯村勇斗)に語る。

鴨川のほとりで、街全体から「ととのい」をもらったナカタ。これを見ると、がぜん京都の銭湯に行きたくなるのだが、梅湯の公式ツイッターでは「少なくともあと5年は梅湯はあると思うので、コロナ禍が落ち着いてからでも間に合います!」と呼びかけている。うん、もう少し落ち着いたら、京都の銭湯サウナへ行ってみよう。

(文:大山くまお)

「サ道2021」第6話ストーリー



大阪の実家に帰省中のナカタアツロウ(原田泰造)は、父の遺品整理中に見つけたメモ帳の中に京都にある数々の銭湯の名前とスケッチが書かれているのを発見する。母・ヒロコ(松原智恵子)から「父が学生時代からよく通っていた銭湯が京都にある」と聞いたナカタは、実際に巡ってみることに。
サウナ室が二重構造で作られた珍しい施設や窓が多く開放的な雰囲気の施設などスケッチと見比べながら京都のサウナ施設を回ったナカタは、サウナ室で蒸されながら父のことを想っていた…。

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