「ボイスⅡ 110緊急指令室」第5話レビュー:ついに白塗り野郎の正体が判明!絶体絶命の中で「会いに行ってやるよ、白塗り野郎~」と叫ぶ樋口(※ストーリーネタバレあり)
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2019年に放送された「ボイス 110緊急指令室」の続編「ボイスⅡ 110緊急指令室」が放送開始。
“声”で事件を解決する緊急指令室を襲う新たなる狂気。通報からの10分間が生死を分ける、緊張度MAXのサスペンスが再び送り出される。
本記事では、その第5話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「ボイスⅡ 110緊急指令室」第5話レビュー
やはり“白塗り野郎”の正体は解剖医(安藤政信)だった。
息子、大樹の病室で白塗り野郎に襲われた樋口彰吾(唐沢寿明)は、気が付けば枯れた井戸の底にいた。
そこには4つの頭蓋骨も……。
白塗り野郎は、本当に樋口を殺そうとしているのだろうか。
なぜなら、樋口の無線機と時計、懐中電灯などを奪ってはいないからだ。
樋口は無線で必死に橘ひかり(真木よう子)に助けを求める。
井戸に設置されたカメラが、必死に生きようとする樋口をあざ笑うかのようだ。
「お前、人を殺したことがあるだろう。さぁ、懺悔のはじまりだ」
そのカメラからは白塗り野郎からの声が聞こえる。
険しい表情を浮かべる樋口。
白塗り野郎のいうように、樋口は人を殺しているのだろうか。
しかし、ひかりはいつもの白塗り野郎の声とは違うとわかっていた。
どうやら樋口に恨みをもつ、別の男が遠隔で樋口をいたぶっているようだ。
そして、その姿を見る本家の白塗り野郎。
「樋口彰吾の警察官としての物語。みんなにも聞かせてあげないとね」と言いながら、井戸の底で苦しむ樋口の姿をネットでライブ配信をはじめた。
まったくなんて趣味の悪い野郎なんだ。
偽の白塗り野郎は樋口が過去に携わった被疑者、秋葉敬三の息子、秋葉雅也(梶裕貴)だった。
覚せい剤取締法違反の罪で樋口に追われていた敬三はある日、火災に巻き込まれるも樋口により救出され逮捕されていた。
しかし、出所した敬三は無差別殺人を起こしてしまう。
火災で父親が死んでいたら……。
自分は加害者家族として苦しむことはなかったと言い張る、雅也。
雅也は樋口に恨みをもったまま、その場で自殺。
結果的にまた、樋口の周りの人が死んでしまった。
ここから本家の登場。
カメラ越しに会話をする樋口と白塗り野郎。
最後には「生きて会いに行ってやるよ、白塗り野郎~」と叫んだ樋口は必死に井戸から出る手段を探る。
力尽きた直後、バディを組む透(増田貴久)や仲間の捜査員から救出された。
無事に井戸から脱出した樋口は、白骨化した4つの遺体を監察した解剖医と話しをしていた。
その解剖医がなんと白塗り野郎だ!
「樋口よ、目の前に白塗り野郎がいるじゃないか!!!」叫んでも当然、筆者の声は届かない。
ひかりも同席しているけれど、白塗り野郎とは気づかないなんてどういうこと?
白塗り野郎のほうが樋口とひかりよりも一枚も二枚も上手なのか。
今回はゲストとして、梶裕貴が登場。
豪華な出演者も魅力の一つだ。
折り返しを迎えた同ドラマ。
樋口とひかりが白塗り野郎の存在に気付くのはいったいいつだろう。
手に汗握る展開は、まだまだ続きそうだ。
「ボイスⅡ 110緊急指令室」第5話ストーリー
白塗りの男に拉致された樋口(唐沢寿明)が目を覚ましたのは、枯れた井戸の底。そこには、4体の人骨が転がっていた!必死に冷静さを保ち、投げ込まれていた無線で助けを呼ぶ樋口。かろうじてECUと通信が繋がるも、妨害電波のせいで樋口の正確な位置が特定できない。ひかり(真木よう子)たちは無線の発信圏内にある廃止された井戸の捜索を急ぐ!
そんな中、井戸の中に設置されたスピーカーから何者かの声が聞こえる。ガスを吸った声の主は、あと1時間で井戸の酸素が尽きると告げ、さらに、「お前、人を殺したことがあるだろ?」と、樋口が警察官として犯してきた『罪』の懺悔を迫る!その口調に耳をすませたひかりは、それが、白塗りの男とは別人であることに気づくが……!
そんな矢先、街中で爆発が発生したという110番通報が立て続けに入る。樋口が罪を告白しないとさらなる犠牲者が出ると脅す犯人。さらに、井戸の中の樋口の様子が、ネットでライブ配信されていることがわかり……!?
一方、県警本部長・小野田に、白塗りの男によって殺された刈谷との関係を問う石川(増田貴久)は、白塗りの男による一連の事件の核心に近づこうとしていた……。
犯人は、樋口が『ハマの狂犬』と呼ばれるようになった過去の事件について、ネット配信の閲覧者数が1万人を超えてから公開処刑を始めると告げる。井戸の酸素は残りわずか!樋口は井戸から脱出することができるのか!?
(文・駒子)
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