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「イタイケに恋して」第10話レビュー:菊池風磨演じる将希の言葉にホロリ…仲間っていいな!(※ストーリーネタバレあり)



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菊池風磨・渡辺大知・アイクぬわらの3人が、シェアハウスに同居しながら相談人の悩み事を解決する「イタイケに恋して」が2021年7月1日より放送スタート。

「おっさんずラブ」「私の家政夫ナギサさん」などを手掛けた徳尾浩司の脚本による完全オリジナル作品で。ミュージシャン、トップアイドル、お笑い芸人という個性豊かな3人が不器用な男子に扮して、恋のキューピッドとして奮闘する物語が展開される。

本記事では、第10話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「イタイケに恋して」第10話レビュー


佐知(石井杏奈)による突然の解散宣言から、六郎(升毅)が新しい依頼者となる急展開。
2年前、六郎の前に現れた佐知は失恋によりボロボロの状態だった。その後SNSで“ブル美”という別人格を作り上げ発信をすることで、なんとか精神を保ってきたらしい。現代っぽいというか、なんというか。誰も傷つけていないからいいものの、闇深さを感じてしまう。

そんな佐知が失踪してしまったことを心配する六郎からの依頼は、佐知を探すこと。
(「人間宣言」はスルーします…)

研究所を探してみると、論文に挟まって佐知の常軌を逸したメモが発見され、慌てる影山(渡辺大知)、将希(菊池風磨)、マリック(アイクぬわら)。「まだそう遠くは行っていないはず」という六郎の言葉により、3人は周辺を捜索することに。これまでのエンディングの映像が、ここにきて繋がった。ちょっと鮮やかな回収だった。

考えてみれば、たしかに今回の佐知の恋愛はしんどいと思う。仲間だと思っていた人の別の顔が、実は兼ねてから憧れていた人で、でもその人には好きな人がいて。行動を起こす以前に、気持ち全部をへし折られそうだ。
一方で、研究所で雇われた3人は少しだけ前に進んでいるようともいえる。影山は結花(石川恋)への気持ちを自認し、将希は佐知に恋をするも秒で告白はせず、マリックは結花にナナちゃんを重ねて思いを募らせていた。それもこれも、佐知が提供した研究所での経験があってこそのはずだが、佐知自身はまだ2年前と同じ場所にいるようだ。

案外あっさり見つかった佐知。影山らは悩みを聞き出そうとするが、簡単に口を割りそうもない。
そこで、白々しいサイコロトークを開催したり、AIの七ちゃんを登場させたりして、佐知が話したくなる雰囲気を作ろうとする。しかし、端から見ていても話したいという気持ちが1mmも湧いてこない…。

仕方なく、3人と六郎はお別れ会を開催することに。
落語やモノマネなど、にぎやかな時間が続く。こんなどんちゃん騒ぎ、もうどのくらいやってないだろうと遠い目になりつつも、楽しそうな面々を見てこちらまで明るい気持ちになった。



そして、突如はじまる告白タイム。
マリックは結花に思いを告げるも、「もっとぴったりな人がいる」と潔く身を引いた。
将希は緊張の面持ちで、告白通り越してプロポーズをぶっかますが玉砕。
佐知がみんなへの感謝の気持ちを語っていると、影山がコルクの姿で登場、熱唱しはじめる。もはや涙を流すのでは?というくらい真剣に、食い入るように見つめる佐知。思いの真剣さが伝わってくる。そうか、これだけ全力で1つ1つの恋に向き合っていたら、終わるたびに壊れてしまうのも仕方ないのかな。
そして影山は「今はまだ戻れない。音楽と向き合いたい」と結花に伝えた。



それぞれが出した答えは、どれも納得がいくものだった。
ただ、佐知だけはまだ影山に思いを伝えていない。すると「影っちには何も言わなくていいの?」と将希。佐知が影山を好きだということを見抜いていたらしい。思わず、出たよ…と呟いてしまった。将希という人はこういうところがズルいのだ。意外と誰よりも周りを見ているし、我が強いようでみんなの幸せを考えることができてしまう。さらには「さっちゃんが大事な仲間だから言ってんだよ!」「思いっきりブチ当たって、またぶっ壊れりゃいいじゃん。粉々になっても俺たちが絶対、絶対受け止めてやっから…」なんて。最高か!

ところが、感動も束の間、結花を送りに出ていたはずの影山に一部始終を聞かれていた。
やっちまったな、将希…。だが、そのおかげで佐知は影山に思いを伝えることができた。フラれはしたが、結果オーライだろう。一瞬壊れたかに見えたが、将希をビンタした後と、ブル美復活で見せた佐知の笑顔がとても素敵だった。仲間っていいな。この経験で、佐知も少し成長できたはず。

そして、翌日。大きな荷物を抱える一同に、改めて終わりを実感させられる。ドラマは最終回だったとしても、研究所はそこにあってほしかった。解散は寂しい…。
そんな感傷的な気分に浸っていたが、扉の外にたくさんの依頼者が来ていると佐知。
ブル美が凍結解禁で大量のつぶやきをした時、「おかしくなっちゃった人、どんどん相談して下さい」と投下していたからだろう。粋な演出だ。

そんなわけで、存続が決まった恋愛サイエンス総合研究所。最後にはゲストとして安達祐実が登場するサプライズも。彼女の相談は果たしてどんな内容だったのだろうか。

「イタイケに恋して」、なんだか妙にクセになる作品だった。番組公式アカウントの「続きはまたいつか」という言葉を信じて、もうしばらく余韻に浸りたいと思う。

「イタイケに恋して」10話のストーリー

佐知(石井杏奈)が研究所を解散すると宣言。突然のことに影山(渡辺大知)、飯塚(菊池風磨)、マリック(アイクぬわら)は混乱する。六郎(升毅)は3人に、佐知が恋愛の研究をすることになった経緯を語る。
佐知にとって、恋愛は苦しみの源だった。彼女は、修士論文を放り出して姿を消してしまった。六郎は、苦しんでいる佐知を救ってほしいと3人に頼む。

3人と六郎は、佐知の行方が分かる手掛かりが残っていないか、手分けして探すことに。3人は、書きかけの修士論文を発見。そこには佐知の苦しみが感じられる言葉が綴られていた。
佐知の力になりたいと必死に彼女を捜す3人。彼女は、海辺にいた。影山は「僕たちに佐知さんの悩みを解決させてください!」と告げる。
佐知は、3人と一緒に研究所に戻ってくる。影山に恋してしまったと言えない彼女は、悩んでいないと言い張る。3人は、何とか佐知の悩みを聞き出そうとするものの、うまくいかない。

そんな中、影山が解散しようと言い出し、飯塚とマリックを驚かせる。影山は、解散前にお別れパーティーを開くことを提案。最後にみんなで言いたいことを言って楽しく騒いでいるうちに、佐知も悩みを言いたくなるかもしれないと考えたからだった。
飯塚は、佐知に告白すると意気込む。影山は結花(石川恋)もお別れ会に呼んで、自分の気持ちに決着をつけるつもりだった。
それぞれが打ち明けたい思いを抱きながら、研究所解散のお別れパーティーがにぎやかに始まり…。

(文:あまのさき)

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