山田杏奈×作間龍斗×芋生悠『ひらいて』ラブホテルでの一夜、歪な三角関係に進展が?
綿矢りさの小説を映画化した『ひらいて』より、愛(山田杏奈)、たとえ(作間龍斗)、美雪(芋生悠)がラブホテルに揃う様子を捉えた新場面写真が解禁された。
学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の「愛」。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の「恋人」にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく...。エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、青春映画の系譜を飛び越えた本作。
愛、たとえ、美雪の三人は、たとえが大学へ進学することに反対し攻撃的なたとえの父から逃げ、激しい雨の降る中ラブホテルに行き着く。雨でずぶ濡れになった三人。たとえと美雪は手を取り合って寄り添っているのに対し、愛はそんな二人を少し離れたところからただじっと見つめている。
それまでは、愛とたとえ、もしくは愛と美雪のシーンが多く、間接的に歪な三角関係がねじれていく本作だが、ここではついに恋人同士のたとえと美雪、そんなたとえをずっと思っていた愛、密かに愛と友情以上の関係を持っている美雪の三人が会する緊張感漂うシーンに注目だ。
映画『ひらいて』本日より公開。
ストーリー
高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”にずっと片思いをしている。彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。「たとえに、恋人がいるのではないかー」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かしたー。「もう、爆発しそうー」愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。
作品情報
山田杏奈作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 芋生悠
山本浩司 河井青葉 木下あかり
板谷由夏 田中美佐子 萩原聖人
監督・脚本・編集:首藤凜
原作:綿矢りさ『ひらいて』(新潮文庫刊)
音楽:岩代太郎 主題歌:大森靖子「ひらいて」(avex trax)
制作プロダクション:テレビマンユニオン 製作:「ひらいて」製作委員会
配給:ショウゲート
PG -12
公式サイト:hiraite-movie.com
公式twitter:@hiraite_movie
公式Instagram:@hiraite_movie
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会