2021年12月09日

<新作レビュー>『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』音楽ミステリを通して浮かび上がる戦争の蛮行と神への信仰

<新作レビュー>『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』音楽ミステリを通して浮かび上がる戦争の蛮行と神への信仰


『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』作品情報

ストーリー
1938年、ロンドンに住む 9 歳のマーティンの家に、ポーランド系ユダヤ人で類まれなヴァイオリンの才能を持つドヴィドルがやってきた。同い年のマーティンと兄弟のように育ったドヴィドルはその才能を開花させ、 21 歳でデビューコンサートの日を迎える。しかしその晴れ舞台の当日、ドヴィドルは忽然と姿を消した……。35年後、コンサートの審査員をしていたマーティンは、ある青年のヴァイオリンの音色を聴き、愕然とする。彼が奏でるヴァイオリンは間違いなくドヴィドルにしか教えられないものだった。マーティンは長い沈黙を経て、ドヴィドルを探す旅に出る。なぜ彼は姿を消したのか? ロンドン、ワルシャワ、ニューヨークを巡り、その真相が解き明かされたとき、ふたりの止まっていた時間は再び回り始める。

予告編


基本情報
出演:ティム・ロス/クライヴ・オーウェン/ルーク・ドイル/ミシャ・ハンドリー/キャサリン・マコーマック

監督:フランソワ・ジラール

公開日:2021年12月10日(金)

製作国:イギリス/カナダ/ハンガリー/ドイツ

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