あなたに役立つ映画・ドラマのプラスαがあるメディア「シネマズプラス」
ルトワックの人気講師、灰谷(加藤シゲアキ)が桜花ゼミナールにやってきた。
ここまで黒木(柳楽優弥)のことを執拗に追いまわしてきた灰谷。
「かつてのあなたに憧れていた私は、間違っていたということですか?なにがあなたを変えてしまったのですか?」
ここで正直に黒木に憧れていたことを白状した灰谷。
今や2番手の桜花ゼミナールと、繁華街での無料塾講師と小さくまとまっている黒木に対して、失望といら立ちを隠せない様子。
わざわざそんな嫌味を言いに相手の職場に乗り込んでくるとは……。
灰谷はどうしてそこまで黒木を執拗に追い回すのか。
対して黒木は
「私が変わったと言うならば、私が私の未熟さに気付いたことが、私を変えたのだと思います」
と、早口言葉のようなセリフを投げかけた。
要するに、自分の愚かさに気付いたからルトワックを去ったのだろう。
黒木と灰谷。
分かり合えそうで分かり合えない二人。
この関係性は、最終話まで持ち込みそうだ。
受験本番まであと3か月余り―。
基礎徹底と志望校別特訓がはじまった。
子ども達は受験日まで走り続け、塾講師も最後まで生徒たちに伴走する。
さまざまな家庭に向き合う新任講師、佐倉(井上真央)も正念場を迎えていた。
講師としての悩みを抱える佐倉は、黒木に相談をしたが突き放されてしまった。
伸び悩む生徒にひたすら向き合う佐倉。
桜花ゼミナールの講師になった時は終始おどおどしていたが、ここにきてかなり自信がつき、安定してきた様子だ。
「大人でも悩むことはある、そして努力をすれば変わる」と、いうことがわかるこのドラマ。
視聴している子どもたちにとっても刺激となるだろう。
後半では黒木と佐倉、お互いが過去の悩みを打ち明けた。
佐倉は教諭時代、生徒に寄り添ってきたと思っていたが「あんたのこと一生恨んでやる」と言われた過去を告白した。
黒木もまた、ルトワックで人気講師時代にある生徒とその家族をのちに崩壊させてしまった過去を話した。
教壇に立つことが怖くなったものの、それでも「学びとは何なのか?」を知りたくて現在も模索しているという。
意外にも教壇に立つことが苦しくなったという過去を持つ佐倉と黒木。
共通点があるからこそ、お互いの存在が気になってきたのかもしれない。
大晦日—。
一人塾に残る黒木は、先に帰宅する佐倉の背中に「よいお年を」と声をかけた。
その言葉に一瞬驚いた表情を見せた佐倉だったが、すぐさま「はい」と笑顔を見せた。
この最後のシーンにはほっこり。
いよいよ次週、最終回を迎える。
はたして桜花ゼミナールの生徒は全員、合格となるか?
生徒の結果も気になるが、黒木と佐倉の関係性も気になるところだ……。
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
PR | 2022-07-15
「バーチャルシネマ」とは?仮想空間で楽しむ映画エンタメを体験してみた!
シネマズ 編集部
2022-08-07
<独占>「鎌倉殿の13人」新納慎也インタビュー「初登場シーンは最期へ向けた壮大な前フリだった」
木俣冬
2022-07-04
「ちむどんどん」前田公輝インタビュー:暢子への恋心と、奔放な登場人物たちに思うこと
木俣冬
2022-07-30
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』4DXとの相性が最高である「5つ」の理由
ヒナタカ
2022-06-30
地上波連続ドラマ初主演!与田祐希が語る俳優業「アイドルだからこそもっと頑張らなきゃいけない」
川崎龍也
2022-08-06
まさに新時代!『ONE PIECE FILM RED』は“音楽映画”だった
前野真岐
PR | 2022-07-15
「バーチャルシネマ」とは?仮想空間で楽しむ映画エンタメを体験してみた!
シネマズ 編集部
2022-08-07
<独占>「鎌倉殿の13人」新納慎也インタビュー「初登場シーンは最期へ向けた壮大な前フリだった」
木俣冬
2022-07-04
「ちむどんどん」前田公輝インタビュー:暢子への恋心と、奔放な登場人物たちに思うこと
木俣冬
2022-07-30
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』4DXとの相性が最高である「5つ」の理由
ヒナタカ
2022-06-30
地上波連続ドラマ初主演!与田祐希が語る俳優業「アイドルだからこそもっと頑張らなきゃいけない」
川崎龍也
2022-08-06
まさに新時代!『ONE PIECE FILM RED』は“音楽映画”だった
前野真岐