<バチェラー4>最終回 徹底語り!:愛の真骨頂を教わる日が来るなんて<感想&総括>
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バチェラー・ジャパンーー性格もバックグラウンドも異なる17人の女性たちが、たった1人の理想の独身男性「バチェラー」の愛を手に入れるまでを追う婚活サバイバル番組。
4代目バチェラーは、バチェロレッテで画家・杉田陽平とともに最後の2人まで残ったイケメン実業家・黄皓。
エピソード7終了時点で勝ち残っているのは、休井美郷、秋倉諒子の2名。
いよいよフィニッシュ、一体どんな結末を迎えるのか。
リアリティーショーだからこそ何が起きるかわからないスリルに翻弄されること間違いなしな「バチェラー・ジャパン」シーズン4。ここからは、エピソード9とエピソード10のトークスペシャルについて振り返っていきたい。
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エピソード9:黄皓にとっての”再生”の旅、いよいよ完結。
バチェラー4、これで、泣いても笑ってもラスト。
旅がはじまったときは、休井美郷と秋倉諒子が最後の二人になるとは思っていなかったと振り返る黄皓。今となっては、黄皓の心に最も近い2人となっているのだから、人生、なにが起こるかわからない。
最後のデートは、休井美郷パート、秋倉諒子パートともにほぼ同じプランとなっていた。
合流し、束の間の団らん、ドライブがてらホテルに向かい、黄皓ファミリーとテレビ電話上でのご対面、ホッと一息つきながら料理という共同作業を行い、景色が最高なバルコニーでのプレゼントタイム。
デートプランはその人の腕の見せどころであり、相手の好み等に合わせてプランを練れる人ほど恋愛上級者。でも、同じプランを違う人と過ごすことによって感じ方がどのように異なるかを検証するという手もある。
休井美郷、秋倉諒子、それぞれとかけがえのない時間を過ごした黄皓。その中で新たに見えてきたものはーー
まずは、休井美郷から振り返っていこう。
真っ白なシャツワンピースを着て登場した美郷。これは完全にエピソード2・アフターデートでのドレスペイントの際の美郷を彷彿とさせる。
恋愛において最初に迎える”好き”という感情は、最も高揚しており特別感があるもの。当時のシチュエーションを思い返させるような衣装を仕込んでくるとは、さすがは徹底したあざとっぷり。美郷には一生、頭が上がらない。
黄皓のご家族との対面がテレビ電話越しということに驚きながらも、和やかな雰囲気で会話する美郷。そんな中、黄皓が家族のことを大事に思っているからこそ家族からの評価も気にするんじゃないかと不安な一面を見せる。それもあってか自己評価としては80点とのことだが、黄皓も安心していた通りご家族も美郷のキュートさにメロメロになっていた様子。
唯一、妹さんの表情が少し気になったが…まぁこのあたりはあまり触れないでおこう。
バルコニーでの黄皓主導のプレゼントタイムと思いきや、美郷からも手紙のプレゼントが。そこには、これまで以上に美郷の本音が詰まっていた。
「死ぬほど悩んでいる」と打ち明ける黄皓。だからこそ、その上で出す答えは100%間違いじゃないとも。
美郷とお別れをした後、「前に進むことに不満は全然ない。ただ、頭の中のモヤモヤだけ気になってる。」と、一人物思いにふける黄皓。すると突然インターホンが鳴る。
扉を開けるとそこにはバチェロレッテ参加メンバーのローズと杉ちゃんこと杉田陽平の姿が……!このサプライズにはバチェロレッテファンも大歓喜だろう。
ラグジュアリーな雰囲気が一変、男子会がはじまる。
悩む黄皓に対し、「明日地球が滅亡するとして、誰と一緒に死にたいかじゃない?」と言う杉ちゃん、「最後はやっぱ直感かな」と言うローズ。
明日、どちらと過ごしたいかということを直感で選ぶしかないのだ。
「2人のこと聞かせてよ」というローズからの質問。
とにかくかわいくてノリがよく愛らしい美郷、友達から恋愛の変遷を辿りその誠実さに惹かれている諒子。どちらにも共通しているのは”安心感”だと話す黄皓。
黄皓の話す姿を見て、ローズも杉ちゃんも「美郷ちゃんじゃない?」と言ったのは意外だった。客観的に見ると、美郷に対しては”恋”、諒子に対しては”愛”の印象を抱いているような……。
「とにかく皓くんに幸せになってほしい。それはイコール、相手にも幸せになってほしいということだから。」とローズ。「自分がどうしたいか、自分のための判断をして。いつだって味方だから」と杉ちゃん。
戦友であり親友である二人とここで再会できたことは、黄皓にとって大きく背中を押される出来事となっただろう。
続いて、秋倉諒子パート。
黄皓のご両親に会うにあたり中国語を勉強してきたという諒子。この誠実さ、見習いたい。
姉御肌な印象がある諒子だが、緊張で涙目になる諒子に対して思わず「かわいい」と声が漏れる黄皓。そうそう、こういうギャップに男は弱い。
ドライブがてらホテルに向かう道中のことを、「終始リラックスしていて緊張する瞬間がなかった」と振り返る黄皓。
そして、美郷とおなじく黄皓のご家族とテレビ越しの対面を果たす諒子。
美郷のときも和やかな雰囲気ではあったが、諒子に対してはより好印象を抱いていそうな黄皓ファミリー。とくに妹さんの反応が顕著に積極的で、傍から見ても「あぁ、ご家族は諒子の方が好みなんだな」とわかるほどだった。
黄皓のどこが好きなの?という妹さんからの質問に、「一緒にいる時間が楽しい。素で、ありのままでいられる。」と答えた諒子。黄皓と思ってること同じじゃん。ラブラブかよ。
「ご家族にどういう育て方をされてきたのかを聞きそびれてしまった……」と嘆く諒子に、ご両親が苦しかったであろう時代の話をする黄皓。すると、諒子の目には溢れんばかりの涙が。
そっか、この2人は”家族”に対する価値観も完全に一致しているんだ。これは家族を大事にする黄皓にとって、凄まじく好感度爆上がり案件となること違いない。
料理とプレゼントタイムを楽しみ、「不安だけど、やっぱり私だけを見てほしい」とストレートに気持ちを伝える諒子。
そんな諒子に、「今日めちゃくちゃ好きになった。すごい好き」と伝える黄皓。その後の諒子の「ギュ(そして抱き合う)」が最高すぎた。今後、精一杯真似します。
ここにきて、諒子のことをまだこんなにも好きになる余地があったなんてと驚く黄皓。
ときめき(美郷)を取るか、安定(諒子)を取るか。これは、悩ましい采配だ……。
いよいよ、ファイナルローズ。
3人ともそれぞれの思いを持って、緊張の面持ちで会場へと向かう。
ファイナルローズを渡す会場は「一体ここどこやねん」と突っ込みたくなるような緑々しい丘の上。てっぺんに向かってレッドカーペットが敷かれており、鮮やかな色の対比に惚れ惚れとする。そこに真っ白な妖精のごとく現れる美郷と諒子、とてもきれいだ。
「ここまで連れてきてくれて、ありがとう。」「愛してる、大好き」「これから先もずっと一緒にいたい」と、ほとんど同じような言葉を伝えた諒子と美郷。
「世界中が敵にまわっても味方してくれる?」と聞いた黄皓を見るに、やっぱり守られたい側面が大きいんだなと最後の最後に再認識した。
そんな彼が選ぶのはどちらなのか。黄皓の決断はーー
「……秋倉 諒子さん。」
涙ながらにお別れをする黄皓と美郷。
「美郷よりもそばにいたい人がいました」という一言には視聴者ながらもなかなかチクリときてしまったが、「幸せになってね」と涙も流さず多くも語らず、その場を去る美郷。
包容力の塊、秋倉諒子に勝利の女神が微笑んだ。
「たくさん不安にさせた分、めちゃくちゃ安心させてあげるし、めちゃくちゃ愛してあげる。」
そして……
「僕と結婚してください。」
と、指輪を渡す黄皓。
こ、これが、感動のフィナーレ……!
よかった。いやー、よかったよ本当に。
安堵の気持ちにつきながらも「エピソード10のトークスペシャルでドンデン返しとか……ないよな……」とまだ疑いの目を向けてしまうイチ視聴者なのであった。
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