国内ドラマ

REGULAR

2022年01月31日

「ハレ婚。」第3話レビュー:恋する乙女モード全開!ヤキモチを焼くぱるるの小春が可愛すぎる(※ストーリーネタバレあり)

「ハレ婚。」第3話レビュー:恋する乙女モード全開!ヤキモチを焼くぱるるの小春が可愛すぎる(※ストーリーネタバレあり)


>>>「ハレ婚。」画像を全て見る(全3点)

島崎遥香主演のドラマ「ハレ婚。」が、2022年1月16日放送スタートした。

「ヤングマガジン」(講談社)で2014年から2019年にかけて連載されたNON原作の同名漫画をドラマ化した本作は、日本で唯一の「一夫多妻制(ハーレム婚、通称ハレ婚)」が認められた街を舞台にした異色ラブコメディ。実家へ帰郷して“3人目の妻”となる主人公・小春役を島崎遥香、すでに二人の妻を持ちながら小春にプロポーズする「ハレ婚夫」伊達龍之介を稲葉友、1人目の妻・ゆずを柳ゆり菜、2人目の妻・まどかを浅川梨奈が演じる。

本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

【関連記事】「ハレ婚。」第1話:島崎遥香、コメディエンヌの才能が設定を現実に落とし込む

【関連記事】『ずっと独身でいるつもり?』未婚&既婚女性の心の揺れを描いた群像劇
 
【関連記事】「私の正しいお兄ちゃん」第1話:古川雄大の危うい魅力

「ハレ婚。」第3話レビュー



小春(島崎遥香)と龍之介(稲葉友)がついに両思いとなった。

現代では珍しく、恋愛よりも結婚が先だった二人。龍之介は幼い頃から小春のことが好きだったというが、小春の方は複数の妻を持つ龍之介に対してずっと嫌悪感を抱いていた。しかし、「ハレ婚。」第3話でのハネムーン旅行で小春は自分の中に芽生えた思いを実感することに。

「ハワイに行こう!」という龍之介の提案で、伊達家が向かったのは日本のスパリゾート・ハワイアンズ。一瞬落ち込む小春だったが、せっかく来たのだからと全力でプールを楽しもうとする。しかし、新妻といえども“抜け駆け”は厳禁。龍之介を独り占めすることは叶わず、ゆず(柳ゆり菜)やまどか(浅川梨奈)とイチャつく姿を見て小春はモヤモヤ……。

「彼女は今が辛い時です」とまどかが言うように、おそらく一夫多妻制を選択した妻の誰もが味わうであろう嫉妬を経験することとなる。考えただけでも切ない!



そこで小春に手を差し伸べるのが、口は悪いけど何だかんだ面倒見の良いゆず。彼女は龍之介のことを、「幸せにすると言った以上、約束は守る誠実な人」と信じ込んでいる。理由は妻だからの一言。それでも嫉妬や独占欲にどう折り合いをつけていいかわからない小春だったが、自分の気持ちにまずは正直になってみることにした。

「私、龍のことが好きみたい」

そんな小春の言葉を聞いて、12年も片思いしていた龍之介は涙を流して喜ぶ。そして、夜のプールで初めてのキスを交わす二人。とにかく第3話はさりげなく龍之介の気を引こうとしたり、ヘアゴムをプレゼントされて喜んだりと子どものような小春が可愛かったが、特に「もっと早くこうすれば良かった」と言って龍之介に甘える姿に胸キュン。つい意地を張っちゃうところはありつつも、気持ちがダダ漏れな小春の魅力はきっと、“あざと可愛い”が一つの代名詞となっている島崎遥香だからこそ引き出せたものだろう。

そんなこんなでハネムーン旅行は伊達家の素晴らしい思い出となり、4人はようやく家族らしくなってきた。そんな矢先にハレ婚を反対していた父・哲郎(渡辺いっけい)が現れ、小春に離婚届を渡す。「お前、自分が3番目の女だってのは幸せか?」という父の問いに、ハレ婚も悪くないと思い始めた小春はどう答えるのか。

(文:苫とり子)


【関連記事】「ハレ婚。」第1話:島崎遥香、コメディエンヌの才能が設定を現実に落とし込む

【関連記事】『ずっと独身でいるつもり?』未婚&既婚女性の心の揺れを描いた群像劇
 
【関連記事】「私の正しいお兄ちゃん」第1話:古川雄大の危うい魅力

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

(C)ABCテレビ

RANKING

SPONSORD

PICK UP!