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黒木華が主演、溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈などが脇を固める木曜劇場「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」が2022年1月6日より放送スタート。
取材なしの「コタツ記事」を量産するユルいWebメディア「カンフルNEWS」の編集部へ異動となった、元経理部の瀬古凛々子(黒木華)。与えられた使命である「PV数アップ」を実現させるため、手段を選ばない取材方法を遠慮なくやってのける。
その真っ直ぐすぎるやり方に違和感を覚える他の編集部員だが、次第に彼女への好感が芽生えてきて……?
本記事では、第7話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」第7話レビュー
凛々子(黒木華)の過去の「ざわざわ」は、第6話までで終了。
雰囲気や話し方から冷たい印象があった凛々子(黒木華)だったが、少しずつ喜怒哀楽を見せるようになり、親近感がでてきた。
第7話からは、カメラマンの笹目(寛一郎)もカンフルNEWSのメンバーの一員に。
しかし、根津(溝端淳平)は落ち着かない様子だ。
明らかに第7話から作品の“色”が変わる予感……。
真琴(石井杏奈)の提案で占いのできる猫、「たまこ」の取材に行くことになった凛々子と笹目。
そこへ、猫アレルギーの根津も無理矢理、着いてきた。
たまこの占い方法はというと、飼い主の武藤梢(川添野愛)がたまこの触った(止まった)カードを代弁するという方法。
その場にいた凛々子、笹目、根津も順番に占ってもらったが、3人共まんざらでもないといった感じ。
しかし、飼い主の梢の様子には、どこか違和感を覚えていた。
前述したが、シリアス路線から少し恋愛モードに変わってしまった同ドラマ。
初回から見ている視聴者にとっては、少し拍子抜けかもしれない。
なぜ、根津や笹目が凛々子に魅かれているのだろうか。
あの不思議な雰囲気が気になる?
笹目は、中学生の頃の凛々子を知っているからかもしれないが、凛々子を見ていると姉の死とイコールし、辛くはならないのだろうか。
どうしてそこで恋愛対象になるのか、筆者にとっては疑問だ。
根津もいろいろと行動が子どもっぽくて少々、首を傾げたくなる。
となると、凛々子の上司である仁和(安藤政信)の振る舞いが一層、大人に見え魅かれる。
ストーリーに戻ろう。
結局、占い猫たまこは梢の人探し(マッチングアプリで知り合った男性)の道具にすぎなかった。
カンフルNEWSはまんまと使われた感じなのだ。
とはいえ、梢もまたマッチングアプリで出会った男性にだまされ、たまこを押し付けられていた。
その事実を淡々と梢に伝える凛々子。
どん底に落とされた梢だったが、最後にはたまこの存在が前を見るきっかけとなり、笑顔をみせていた。
ラストシーンで仁和が凛々子に
「ずっと後悔している。瀬古先生とお前を守れなかった」
「俺だけはお前の味方だ。それだけは信じて欲しい」
……と。
これはどういう意味なのか?
やはり凛々子にはまだまだ隠された過去がありそう。
凛々子と仁和の関係から目が離せない。
(文:駒子)
–{「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」7話ストーリー}–
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」7話のストーリー
凛々子(黒木華)は、『カンフルNEWS』の新戦力としてフリーランスのカメラマン・笹目(寛一郎)と専属契約を結ぶ。だが、突然の発表に困惑を隠せない根津(溝端淳平)や下馬(野村周平)たち。
そんな折、凛々子は、笹目、根津をともなって、占いができるというネコの取材に行く。真琴(石井杏奈)が見つけてきたネタだった。『たまこ』という名のその“占いネコ”は、相談者の未来を占い、さまざまな絵柄が描かれたカードの中から1枚を選ぶのだという。そのカードに暗示されている内容を、飼い主の武藤梢(川添野愛)が代弁するという方法らしい。
さっそくたまこに占ってもらった根津は、「恋の悩みがあり、もうすぐ運命の相手が現れる」と指摘され、ドキッとする。笹目もまた、「最近新しい環境に飛び込んだのではないか」と言い当てられていた。そして凛々子は、「あなたの近くに寄り添う影が見えるが、波乱の兆しがある」と言われ……。
–{「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」作品情報}–
【作品情報】
出演:
黒木華
溝端淳平
野村周平
野間口徹
石井杏奈
寛 一 郎
一ノ瀬颯
高橋侃
宇垣美里
大鶴義丹
りょう
安藤政信
生瀬勝久
脚本:
関えり香
橋本夏
青塚美穂
音楽:
得田真裕
主題歌:
キタニタツヤ
(ソニー・ミュージックレーベルズ)
編成企画:
渡辺恒也
髙木由佳
プロデュース:
芳川茜
演出:
石川淳一
木村真人
木下高男
淵上正人
制作:
フジテレビ
制作・著作:
共同テレビ