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2022年01月26日

<ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】


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黒木華が主演、溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈などが脇を固める木曜劇場「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」が2022年1月6日より放送スタート。

取材なしの「コタツ記事」を量産するユルいWebメディア「カンフルNEWS」の編集部へ異動となった、元経理部の瀬古凛々子(黒木華)。与えられた使命である「PV数アップ」を実現させるため、手段を選ばない取材方法を遠慮なくやってのける。

その真っ直ぐすぎるやり方に違和感を覚える他の編集部員だが、次第に彼女への好感が芽生えてきて……?

cinemas PLUSでは毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事ではそれらの記事を集約。1記事で全話の感想を読むことができる。

もくじ

・第1話ストーリー&レビュー

・第2話ストーリー&レビュー

・第3話ストーリー&レビュー

・第4話ストーリー&レビュー

・第5話ストーリー&レビュー

・第6話ストーリー&レビュー

・第7話ストーリー&レビュー

・第8話ストーリー&レビュー

・第9話ストーリー&レビュー

・第10話ストーリー&レビュー

・第11話ストーリー&レビュー

・「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」作品情報

第1話ストーリー&レビュー

第1話のストーリー

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大手出版社『クスノキ出版』の経理部に所属する瀬古凛々子(黒木華)は、他人の気持ちを理解したり、場の空気を読んだりすることは苦手だが、この世界や他者を知りたいという欲求は強く、優れた洞察力を生かしてちょっとした矛盾や誤りを見抜く能力に長けた女性。経理部では、その厳しいチェックぶりから地獄の番犬・ケルベロスとも呼ばれている。

そんな凛々子の能力を認め、彼女の協力で同期のライバルを蹴落として執行役員となった仁和正樹(安藤政信)は、凛々子にある仕事を命じる。それは、クスノキ出版が運営するニュースサイト『カンフルNEWS』の立て直しだった。

カンフルNEWSには、温厚で争いごとが苦手な放任主義の編集長・山田礼二(生瀬勝久)以下、凛々子と同期で、ひねくれていて口も悪いが人を丸め込むのが上手い根津道春(溝端淳平)、さまざまな女性と広く浅く付き合い、仕事は早いが中身の薄い男・下馬蹴人(野村周平)、『週刊カンフル』の元エース記者だったシングルファーザーの椛谷静司(野間口徹)、少年マンガ誌『ジャンクス』の編集部志望だった一本真琴(石井杏奈)が所属している。

だが、その仕事ぶりはといえば、他社のニュースやブログ記事のコメントをコピペしただけの“コタツ記事”ばかりを発信しており、PVは月間50万程度、広告もろくにつかないというお荷物部署状態だった。

編集部にやってきた凛々子は、月間5000万PVという目標を掲げ、そのために「ゴシップで攻める」という戦略を立てる。そんななか行われた編集会議で、アイドルと人気声優の交際がうわさされるきっかけとなったあるクリスマスパーティーが話題に上がった。

そこで、そのパーティーにはゲーム・アプリ会社『グリフィン・ラボ』の代表や社員たちも出席しており、彼らをパワハラ企業として告発するという投稿があることを知る一同。グリフィン・ラボは、美少女女子高生キャラたちと新幹線で全国を旅しながら疑似恋愛体験ができる“萌えゲー”で急成長した会社だった。

下馬は、危険だという凛々子の反対を無視し、このパワハラの件で1本記事を書くよう真琴に告げるが……。

第1話レビュー


黒木華が主演を務める連続ドラマ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」が1月6日にスタートした。

フジテレビ系ドラマ初主演のためか、放送前から各方面で積極的に番宣をおこなっていた黒木。
今回は大手出版社「クスノキ出版」のイチ部署、「カンフルNEWS」の編集者、瀬古凛々子を演じる。

この凛々子という役は黒木が2021年の春に演じた、「イチケイのカラス」での裁判官、坂間千鶴 と少々だぶるところがある。
正義感が強く、間違ったことが大嫌い、そして理屈っぽい女性。
黒木はこの手のタイプの女性を演じるのが非常にうまい。

その凛々子の同期で同じく編集者の根津道春を演じるのは、溝端淳平。
筆者がかつて夢中になった日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」では、頼りない刑事役を熱演していた。
(筆者は溝端が演じた刑事、八巻が黒幕だと最後までにらんでいたが……)
今回の根津という役は、溝端には珍しく少し影のある男性のため、同ドラマで彼の違う一面が見られそうだ。

1話を見終わった感想としては、冒頭で凛々子が根津を追いかけ、男性しかいないサウナ室に入り「出社しろ」と迫るシーンには違和感あり。
また、最後のシーンで凛々子と根津が向かい合わせで床に倒れこみ、そのまま見つめ合う展開は王道すぎてなんだか……。

とはいえ、全体的に内容の濃いストーリーと脇を固める安藤政信、野村周平、野間口徹、石井杏奈という面々にはかなり期待が持てる。

凛々子がどのようにして世の中を一刀両断してくれるか―。
ネット社会に生きる現代人の心をどこまでつかむことができるか―。
そして「カンフルNEWS」を立て直すことはできるのか―。

最終話まで楽しみながら感想を綴っていきたと思う。

※この記事は「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」の各話を1つにまとめたものです。

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