ぼる塾・田辺さんの魅力:「好き」に真っ直ぐなひたむきさ
田辺さんの魅力4. スイーツ女王誕生の裏にある努力
「あんた、食べてみな! ぼる塾 田辺のスイーツ天国」の出版、そしてバラエティ番組「今夜くらべてみました」内のコーナーであるタナバーイーツ(ウーバーイーツにかけた、田辺さんがおすすめのスイーツを紹介するコーナー)など、新スイーツ女王として頭角を表した田辺さん。
幼少期から美味しいスイーツ&ご飯を食べて育ってきた田辺さんにとって、その情報量を活かして仕事に繋げることは、何ら難しいことではなかったと想像できる。しかし、裏には相当な努力があったはずだ。
ぼる塾が突如テレビに出始めた当時、確かに田辺さんのインパクトは強かった。しかし、どちらかというとはるちゃん&田辺さんという個性の強いキャラをまとめ上げていた、ツッコミ担当のあんりに注目が集まっていたのではないかと記憶している。
あんりがピンで呼ばれる仕事も増えてきた当初、田辺さんは考えたはずだ。「まあね〜」だけで終わらずに、さらに仕事を増やすためにはどうしたらいいか。
その結果、これまで培ってきたグルメやスイーツの情報をアピールし、食べ物の話になったら饒舌になることで、完璧に「田辺さん=食」のイメージを世間に植え付けることに成功した。
書籍の出版やコーナーの誕生にとどまらず、あられ・おかき専門店「赤坂柿山」とコラボレーションしたオリジナルおかきのプロデュースに携わるまでになった。亀梨くん好きを公言し続けて、ついに番組で対面を果たした田辺さんのことだから、スイーツに限らず、さまざまな”好き”を仕事に繋げていくことだろう。
完全に余談だが、田辺さんおすすめの「焼きたてフィナンシェ」(ノワ・ドゥ・ブール:noix de beurre)を食べてみたところ、あまりの美味しさに驚いた。やはり、田辺さんは本物だ。経験に裏打ちされた、厳選した情報を提供してくれている。その信頼が積み重なって、現在の人気に直結しているのだろう。
田辺さんの魅力が伝わるおすすめ番組「ぼる塾のいいじゃないキッチン」
最後に田辺さんの魅力が詰まった番組を紹介したい。惜しくも放送終了してしまった「ぼる塾のいいじゃないキッチン」という番組がある。ぼる塾が、食のすべてを全肯定するコンセプトでお茶の間に届けられていた深夜番組だ。田辺さんの魅力が全面に押し出されているのが、かの有名な「ポテトプレゼン回」である。オズワルド・伊藤をゲストに招き、3週にわたって繰り広げられた、田辺さんのポテトプレゼン。とにかく、ポテトに対する熱量が尋常ではない。
【明日】深夜2時21分〜(いつもより5分遅い)田辺さんが愛するフライドポテトプレゼン回です?
— ぼる塾のいいじゃないキッチン【テレビ朝日 公式】 (@iijanai_kitchen) November 1, 2021
ゲストは仲良しのオズワルド伊藤さん!
ドクターXとかを撮ってるめちゃでか会議室で、巨大モニター使って田辺さんがプレゼンしてます?
田辺さんの面白さ全開、爆発力は過去一番の回だと思うのでぜひ!! pic.twitter.com/cKAKWDtbLo
【明日】深夜2時16分から田辺さんの熱血ポテトプレゼン後半戦です!ゲストはぼる塾と相性が良すぎるオズワルド伊藤さん!
— ぼる塾のいいじゃないキッチン【テレビ朝日 公式】 (@iijanai_kitchen) November 8, 2021
先週に引き続きツッコミが冴え渡ってます?
予告にも入ってますが、田辺さんが色々呪文を唱えるところが最高に面白いのでぜひご覧ください? pic.twitter.com/q7K3fBZD6D
【明日】深夜2時16分から田辺さんのポテトプレゼン完結編?
— ぼる塾のいいじゃないキッチン【テレビ朝日 公式】 (@iijanai_kitchen) November 15, 2021
今週もゲストはオズワルド伊藤さん!
田辺さん、喜怒哀楽がめちゃくちゃで最高に面白いのでぜひ!
各感情に伊藤さん、あんりさんがツッコんで、はるちゃんが逆撫でしています?
伊藤さんと超仲良しな方のお店も登場するのでお楽しみに! pic.twitter.com/EUbxrdS68C
中学生の頃に食べたローソンのポテト(今は存在しない)の思い出から、サブウェイのポテトは注文時に伝えればフレーバーを混ぜてくれるといった豆知識、そしてポテトに紅茶葉を振りかけていただくお洒落な専門店情報など、約20分の放送が飛んで過ぎ去るレベルのクオリティである。
筆者は、この世に田辺さんファンを増やしたい。ともに田辺さんの話ができそうな人を見つけたら、ここぞとばかりに布教したい。こちらの記事を読まれたうえで、ぼる塾の田辺さんに興味がわいたら、ぜひ「ポテトプレゼン回」を見てみてほしい。
>>>TELASAで「ぼる塾のいいじゃないキッチン」を見る
通称・田辺沼は、突然姿を表すものなのだ。お笑いにまったく興味のなかった筆者が、一気に引き込まれた大きな沼=ぼる塾・田辺さん。あなたにもぜひ、自ら進んでこの魅力的な沼にハマりに来てほしい。
(文・北村有)
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