「元彼の遺言状」第2話レビュー:元彼からのメッセージ「しのだをたのんだ」の意味は?次回からは篠田と共に事件を解決か?(※ストーリーネタバレあり)
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綾瀬はるか、大泉洋主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」が2022年4月11日より放送スタート。
金に目がない敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)。ある日、大学時代の元彼・森川栄治(生田斗真)が亡くなったとの知らせが入る。自室で亡くなっていた栄治を発見したという男性・篠田敬太郎(大泉洋)から「僕を犯人に仕立て上げてほしい」と、驚きの依頼が。なんと、栄治は「僕を殺した犯人に全財産を相続させる」と遺言を残していたのだ。
本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「元彼の遺言状」第2話レビュー
綾瀬はるか主演の「元彼の遺言状」が第2話にして原作本のストーリーを完結したというから驚きだ。麗子(綾瀬はるか)の元彼である栄治(生田斗真)が謎の死を遂げた。
1話の最後に東京に戻った麗子だったが、栄治からの「しのだをたのんだ」というメッセージに気付くと、篠田(大泉洋)らがいる別荘へとんぼ返り。
犯人はこの中にいる—
森川家の人々を呼びつけ麗子はこう言い放った。
そして、「犯人にはこっそり名乗り出てもらいたい」と無茶な提案をした。しかし、だれも名乗り出ないので自ら探りを入れることに。
「栄治さんも村山先生も僕が殺しました」
と栄治の愛犬、バッカスの主治医である堂上(野間口徹)が白状した。堂上の元妻が栄治と不倫をしており、しかも息子も栄治の子どもだったという。
その事実を知った堂上は、自分から妻と子供を奪った栄治にずっと殺意があったという。
あっさりと2話で元彼の遺言書の謎は解かれ、完結。
筆者は原作を読んでいないので、すぐに読み終わっている友人に確認したところ、やはり原作通りで完結したとのこと。なるほど、斬新な運びではないか。
ということは…3話以降は、原作者である新川帆立の「倒産続きの彼女」、「剣持麗子のワンナイト推理」(共に宝島社)にオリジナルストーリーを混ぜながら展開していくのだろうか。これは3話以降のストーリーに大注目だ。
お金にならない仕事はしない主義の弁護士、剣持麗子。
果たして最終話までいくら稼ぐのだろうか。
そして、篠田と麗子はどんな関係性を築いていくのか。
次週以降も面白くなりそうだ。
(文:駒子)
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