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「恋なんて、本気でやってどうするの?」第1話レビュー:月曜夜、お酒片手にツッコみたい!SixTONESの挿入歌「わたし」に高まった(※ストーリーネタバレあり)


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広瀬アリス主演の月10ドラマ「恋なんて、本気(ほんき)でやってどうするの?」(#恋マジ)が2022年4月にスタート。

“恋なんて、人生のムダ!”と宣言する27歳こじらせ女子・桜沢純を演じる広瀬は、今作がなんとプライム帯(午後7時~11時)ドラマ初主演!さらに、“来る者拒まず去る者追わず”の危険なイケメン・長峰柊磨役にはSixTONESの松村北斗。純と柊磨を含む“恋に本気になれない”6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく群像ラブストーリーが始まる!!

本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「恋なんて、本気でやってどうするの?」第1話レビュー

東京の街並みを歩き、ショーウィンドウに飾られた年代物のお皿の写真を友達とのグループLINEに送り、色とりどりの服を試着。今まで気づかなかったお店を見つけてランチ……大好きなものに囲まれた”ひとり”を楽しむ主人公・純(広瀬アリス)。でも夜は高校からの友達・響子(西野七瀬)とアリサ(飯豊まりえ)と女子会。

カラフルできれいな映像にわくわくする。コロナ禍前に楽しんでいた生活を思い出して、ちょっと懐かしくなった。月曜の夜、お酒とおつまみ片手に観て元気をもらいたくなるドラマだな~と思い、CM中にレモンサワーを用意してしまった。

純がランチしたお店は柊磨(松村北斗)が働き、要(藤木直人)がシェフを務めるお店。出てくる料理やドリンクがどれも美味しそう! コラボレストラン出してほしい。

27歳の純・響子・アリサ。パッと見華やかで楽し気な3人だが、それぞれ難ありな部分がありそうだ。

純は仕事でも認められ、この若さでマンションをローンで買ったそうだが、ここまで恋愛経験はゼロ。高校の先輩で会社も一緒の坂入(古川雄大)のことを好きなようだが、本人は「あれは推しでそういうのじゃない」と言い張る。シンガポールから帰ってきた先輩に声をかけられそうになるも、逃げてしまう。

響子は初彼氏と20代前半で結婚したが、早くもセックスレスに悩んでいる。仲が悪いわけではないが、夫はゲームに夢中で響子に関心がなさそうだ。前情報では要と何かあるようだが、初回は特にそういった気配はなかった。

アリサは妻子あるお金持ちのおじさんを”専属パパ”にして不倫中(それってただの不倫では? という気もするが……)。コンビニ店員・克巳(岡山天音)に袋はいるか聞かれ「早くして」と不愛想に返し、駐車場に停まっている車の中で不倫相手とキス。前情報では克巳とこの後、深く関わるようだが……?

女子会の帰り、酔った純は柊磨に店の外まで付き添ってもらう。柊磨はさまざまな客に気を配り、会話も聞いているようだ。お店には、柊磨目当ての女性客が多い。

「僕でよかったらお役に立ちますよ。どうしても一人じゃいられないっていうとき、呼んでくだされば」

唐突な提案に「結構です!」と立ち去る純。うーん、あまりに急すぎて、話に入り込めない。

柊磨は客のひな子(小野花梨)に頼まれ一夜を共にするし、ひな子は柊磨にガチ恋なのかと思えば「彼にアタックします!」と言って笑顔で去っていくし、「え?????」という戸惑いでいっぱいだ。ちなみにこの組み合わせ、NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で上白石萌音演じる主人公・安子の夫・稔さんと親友・きぬちゃんを演じていた。そんな二人の突然のベッドシーン(朝チュンシーン)にザワつく人も多かった。

そう、このドラマ、画がおしゃれなわりにところどころ古かったり唐突だったり、ツッコミどころが多いのだ。

いちばん気になるのは「セックスしている=女」的な発言のオンパレード。女子会では純は「高齢処女」と言われ、アリサは夫とレス中の響子に「初恋の人と結婚なんて、生涯にこなす回数が少ない」と言う。元先輩が経営しているネイルサロンでは「最近ヤッてる? 駄目だよ女サボっちゃ」と言われ、純が会社で後輩を叱ったことは「あの人前身乾燥してそう」と言われていた。

確かにそういう古い価値観はまだ残ってはいるが、セリフと音楽に90年代ドラマ感を感じた。懐かしさを楽しむのはありだが、映像がきれいでおしゃれなのでどうにもチグハグなのだ。

純が後輩を叱ったシーンだが、資料の中の該当ページを間違えたうえに落としてバラバラにしてしまった後輩(安藤ニコ)に助け舟を入れるでもなく、前に行って資料の駄目出しをし「泣くならトイレでお願い」とハンカチを渡すというもの。

まずあんなにページの多い紙資料をまとめていないのも謎だし、経験が浅い後輩の資料の確認は純が会議前にやっておくべきなのでは? どちらにしても後輩のミスは自分のミスというか、後輩だけが悪いっぽい態度なのもどうなの? と思う。後輩も後輩で「何回も作り直したから」という言い訳を何度も言っているのも微妙だし、そもそも客先でもないし、そこまで泣くことでもないような……。

純の「私は泣く女は嫌いだ」という言葉につなげるために必要な流れだったのかもしれないが、なんだかなぁという感じ。

柊磨が料理を「~になります」と出してくるのも、言葉の使い方が間違っていて気になってしまう。

憧れの先輩・坂入の結婚相手が後輩だったというオチだったのだが、セルリアンタワー高層階のレストランに誘って「結婚することにしたので相手と3人で食事したい」という先輩、サイコパスか何かなんか……?

後輩ちゃんも「拓人さん」呼びだし、結婚式の二次会の幹事頼まれるし、幹事後後輩ちゃんとの絆(こいつの前でだけは泣ける的な)を独白した謎のビデオメッセージを送ってくるし、悪気はないとはいえなんだこいつらすぎる。ビデオメッセージは先輩のこと好きじゃなくても送ってこられたら嫌だろ……。

引き受けたうえに懐かしのブルゾンちえみネタ、しかも自分を鞭打つような合コン命アレンジで余興もしちゃう純も謎である、見ていてつらい。そんな純が一人立ち寄った店で、いきなりキスしようとする柊磨も唐突すぎる。でもドレスアップした純、めちゃくちゃかわいかった。

もう一旦、このドラマはツッコミを楽しむことにしよう。

でも、最後に流れた挿入歌がめっちゃくちゃ良かった。松村北斗のソロパートから始まるこの曲はSixTONESの「わたし」。事前情報なしのサプライズだ(厳密に言うとラジオで匂わせはあったようだ)。彼がメインで出るけど主題歌はSixTONESじゃないんだな、と思っていたのでこれはうれしい。何よりすごいいい曲だ。繊細なバラードが切なさを加速させるように感じた。毎回この曲がどんなシーンで流れるのかも、楽しみのひとつになりそうだ

(文:ぐみ)

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