「元彼の遺言状」第8話:「元彼の遺言」の真意が判明!しかし、なぜ麗子は篠田を警察に突き出したのか?
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綾瀬はるか、大泉洋主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」が2022年4月11日より放送スタート。
金に目がない敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)。ある日、大学時代の元彼・森川栄治(生田斗真)が亡くなったとの知らせが入る。自室で亡くなっていた栄治を発見したという男性・篠田敬太郎(大泉洋)から「僕を犯人に仕立て上げてほしい」と、驚きの依頼が。なんと、栄治は「僕を殺した犯人に全財産を相続させる」と遺言を残していたのだ。
本記事では、第8話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「元彼の遺言状」第8話レビュー
篠田(大泉洋)の本名は、6年前に起きた「十ヶ浜強盗殺人事件」の容疑者、田中守だった。
そして、栄治(生田斗真)は篠田(ここではあえて田中のことを篠田と表記する)のことをすべて知っていたとは……。
“篠田敬太郎”というOBになりすますことを篠田に提案したのも、栄治だったという。
篠田の告白を黙って聞いていた麗子(綾瀬はるか)は、なにか深く考えている表情をみせた。
8話は、ある大金持ちの社長の相続争い事件と篠田の逮捕劇の2部構成。
前半後半でストーリーがガラリと変わり、とても魅力的な展開であった。
筆者は、3話目から関水渚が演じる紗英の立ち位置がイマイチわからなかった。
しかし、後半になってからは随所で和ませてくれる紗英の存在が微笑ましく思える。
微笑ましいといえば、「くらしの法律事務所」の1階に住む、古本屋の主人(ト字たかお)の存在も忘れてはいけない。
また、8話の冒頭で大泉が作詞・作曲をした「TEAM NACS」の楽曲を口ずさむシーンもあり、大泉ファンは嬉しかっただろう。
「僕は殺人犯なんだ……」と麗子にドキリとするようなことを告白した篠田。
対して麗子は「わかった」とまったく篠田を疑っていない様子だった。
それなのに警察(勝村政信)に篠田のことを密告した麗子。
逮捕されてしまった篠田は呆気にとられていた。
とはいえ、これもすべて麗子の計画通り。
警察に捕まった篠田のことをすぐに苦手な元上司、津々井(浅野和之)に頭を下げて釈放するよう、お願いしていた。
なんだかんだ麗子は正義の味方なのだ。
そして、どこまでも優しい女性だ。
「私はお金にならない案件は引き受けないの」といいつつも、篠田のことを助けたくて仕方がないのである。
ラストシーンで麗子と篠田は事件のあった現場へ向かうことに。
いよいよラストに向けて物語が動き出した。
はたして真犯人は誰なのか?
「私があんたの弁護をする」
「私を誰だと思っているの!」
と、相変わらず威勢の良い麗子。
篠田よ、
つべこべ言わずここは大人しく麗子の後ろにいるのが賢明だ。
いよいよ最終章に突入。
次週の放送が待ち遠しい!
(文:駒子)
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