「インビジブル」第9話:内通者が判明! 志村とキリコはどう動く?
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高橋一生が主演するTBSの金曜ドラマ「インビジブル」が2022年4月15日スタート。
本来相容れないはずの二人がタッグを組んで、警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”に立ち向かっていく前代未聞の犯罪エンターテインメントである本作。逮捕のためにグレーな手段を使うこともある刑事・志村貴文をTBS連続ドラマ初主演となる高橋一生、志村のバディとなる犯罪コーディネーター・キリコを柴咲コウが演じる。
本記事では、第9話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「インビジブル」第9話レビュー
「いや、やっぱり内通者はおまえだったんかい!」と叫ばずにはいられなかったインビジブル第9話。キリヒト(永山絢斗)のもとに向かったキリコ(柴咲コウ)。キリヒトは捜査一課に向けて、2日後にブラックフライデーを行うと表明する。
ブラックフライデーとは、海外のクリミナルズたちが犯罪を起こしていくというもの。セールのことではない。中止してほしければ、収監中のクリミナルズを解放しろ――。
もちろん、そんなことはできるはずがない。ブラックフライデーを止めるために、志村(高橋一生)は猿渡(桐谷健太)と共にキリヒトの行方を追う。
キリヒトがまず向かったのは初代インビジブルの家。つまり、キリコとキリヒトが育った家だ。
キリヒトは初代インビジブルの資料の中から手に入れたいものがあった。それはインビジブルの過去の依頼人のデータ。政治家など有力者の名前が並んでいる。これが世の中にバラまかれたらパニックだ。ブラックフライデーだけでなく、これも切り札として出す。探られたら痛い腹だらけである、警察……。
今回、一気に物語の核心に迫っていく。
キリヒトに情報を流していた内通者……クリミナルズ「リーバー」の正体だ。
一体誰なのかと話題になっていたが……猿渡! お前か!!
11歳で通り魔殺人の被疑者になっていたという猿渡。前歴を掘り返されることを恐れて犬飼(原田泰造)を殺した。
おまけにリーパーは犬飼だけではなく、安野(平埜生成)、そして、キリコたちの父親も殺していた。
そう思って振り返ってみるとゾッとする。先週「犬飼課長ならこうしたでしょうから」って言ってなかったか?
キリヒトは随分と猿渡を信頼しているようで、「僕の右腕だ」なんて言っているけれど、実はキリヒトのほうが利用されているようにも見える。
猿渡なら志村を殺そうと思えばいつでも殺せた。にもかかわらず殺さなかったのは「リーパーにとって大切なおもちゃ」だから。リーパーに執着されているということですか、志村さん……大変だ……。
キリコはキリコで、キリヒトに「なんで僕じゃなくて志村なんだ!」と責められる。
行き過ぎた愛や執着の行きつく先は人間の想像を超える。
しかし、現状、ゆゆしき事態である。
警察が、猿渡と志村、どちらを信じるかと言えば、猿渡だろう。犬飼がいなくなり、志村に味方は少ない。
キリコと、志村に全ての罪をかぶせて猿渡はこれからものうのうと生きていくことは可能だ。
志村は、キリコは、一体どのように決着をつけるのか。猿渡は、ふたりのすぐそばまで迫っている。
頼むから、どちらかが相手をかばって死ぬようなことだけはありませんように!
あと、磯ヶ谷くん(有岡大貴)と塚地さん(酒向芳)、リーパーじゃないかと疑ってすみませんでした!
(文:ふくだりょうこ)
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