2022年06月22日

佐野勇斗が考える演技と恋愛を掛け合わせた『ドラ恋』の魅力。M!LK春ツアーや『テッパチ!』のエピソードも

佐野勇斗が考える演技と恋愛を掛け合わせた『ドラ恋』の魅力。M!LK春ツアーや『テッパチ!』のエピソードも


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考察ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)や、7月スタートのドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)など話題作への出演が続く佐野勇斗が『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』(以下、『ドラ恋』)のact.5、act.6のスタジオゲストとして登場。

収録の感想を聞くと、演技と恋愛を両立させた『ドラ恋』について佐野は「うらやましい!」とのこと。いったいなぜなのか、5月にオーラスを迎えたM!LK『SPRING TOUR 2022 “CIRCUS”』でのドキッとしたエピソードや、放送を控える『テッパチ!』の話などと合わせてたっぷりお届けする。

視聴者として楽しみにしていた『ドラ恋』収録、その感想は


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――収録に参加した感想を教えてください。


佐野勇斗(以下、佐野):収録前にact.1〜4を見させてもらったんですけど、普通にめっちゃハマっちゃったんですよね。僕、何かにハマることってなかなかないんですけど、メンバーの方と年齢層が近いこともあって感情移入しやすいし、すごくリアルで思い入れが強くなっちゃったんです。だから、今日はもちろん仕事ではあるんですけど、視聴者としても収録を楽しみにしていました!

――やはりスタジオで皆さんと見るのと、1人で見るのは違いましたか?

佐野:違いますね! 自分だけの見方じゃなくて新しい視点を知れて、すごく楽しかったです。今回のルール、お忍び稽古で泊まるか泊まらないかというときに、僕は「頑張れよ!」「泊まっちゃえよ!」と思ったのですが、あ〜ちゃんさんや(近藤)春菜さんが「あれは、彼なりの優しさなんじゃないか」と言っていたのを聞いて「そうなのか!」と勉強になりました。


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――気になるメンバーはいましたか?

佐野:りくと(松村陸斗)ですね。自分から全然いけなくて、ちょっと不器用なところもかわいいなと思いましたし、恋愛で奥手なところがあって、すごく共感できました。

特に今回の収録回で、りくとが意中の子と主演を勝ち取れたのに、彼自身の経験が浅くて、上手くいかないところは感情移入しちゃいましたね。「引っ張るから」って言ったりくとが、自分のふがいなさに落ち込んじゃう姿は応援したくなりました。


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――今回の『ドラ恋』のテーマが現代版のおとぎ話ということで、佐野さんが子供の頃好きだったおとぎ話を教えてください。

佐野:おとぎ話……昔話との違いが難しいんですけど、うーん……花咲か爺さん?

――(笑)。なぜ『花咲か爺さん』なんでしょう?

佐野:特に物語を覚えているわけではないんですけど、おばあちゃんの家で『まんが日本昔ばなし』のビデオテープを見た覚えがあって……その時の思い出を思い出すんですよね。

――なるほど。では、大人になってから好きになったおとぎ話はありますか?

佐野:いや、大人になってから、おとぎ話見てないから、わかんないな〜!

でも、昔話として強いて言うなら……桃太郎? 王道ですけど、仲間集めて、鬼退治に行くっていうのは良いですよね(笑)。

お芝居の勉強にもなるドラ恋の魅力


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――『ドラ恋』といえば、演技と恋愛を絡めている点も特長です。数々の作品に参加されている佐野さんの目線から見て、この設定をどのように感じましたか?


佐野:演技と恋愛……やってる側は難しいなと思いました。普通、作品を撮影するときは、数回顔合わせしてクランクインすることが多いのですが、『ドラ恋』の場合は関係性が出来上がった状態でドラマを撮影しますから。それがすごく良い点でもありますよね。

あとは視聴者目線だと、彼らの気持ちが動く瞬間を見れるのがおもしろいんですけどね(笑)。


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――恋愛番組というと自分自身の恋愛を重ねて見る方もいれば、恋愛のキュンを楽しむ方、参加者を応援する方…といろんな見方があると思います。佐野さんはどういう目線で『ドラ恋』を見ましたか?

佐野:基本的には皆さんと同じですけど、お芝居のシーンはもちろんですけど、リアルに恋愛したとき、駆け引きするときに「こういう言い方をするんだな」と見たシーンもありました。

あとは、もともと人間観察がすごい好きなので、少しの無言のあとで憂いのある表情をしているカットを見て「本当はこんな気持ちなんじゃないか」と想像するのも楽しかったです。

それから……純粋に羨ましいっす!


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――どんなところが羨ましかったのでしょう?

佐野:一緒にお芝居をしている仲間とお酒を飲んだり、スキーをしたりしているのを見て楽しそうだな、いいなって(笑)。

――お仕事と生活は分けたい方もいるのかなと思うのですが、佐野さんは羨ましかったんですね。

佐野:あー! それでいうと、僕は芝居のことに関しては集中したいから分けたいですね。さっき言ったことと、矛盾しちゃいますけど(笑)。慣れ親しんだ人の前でオーディションをするのもすごく苦手なので、みんなすごいなと思っちゃいましたね。

でも、芝居以外のところで、あんな風にワイワイできるのは羨ましいです!

最近のドキドキとテッパチ


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――今回からお忍び稽古や即興芝居など、ドキドキする要素も多い『ドラ恋』にちなんで、佐野さんが最近、ドキドキしたことを教えてください。

佐野:先日まで行なわれていたM!LKの『SPRING TOUR 2022 “CIRCUS”』で早着替えシーンがあったのですが、衣装が出来上がるのが近々で練習があまりできなかったんですね。だから、リーダー(吉田仁人)とか成功できないまま本番になっちゃって「間に合うかな」と本番中ドキドキしてました。


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――7月から始まる水10ドラマ『テッパチ!』に出演されますが、オファーされたときの気持ちを教えてください。

佐野:もともと男同士の泥臭い作品に出たいと思っていたので、すぐに「めっちゃ出たいです!」とお返事しました。僕が演じる馬場良成は他のみんながバーっとふざけているときも、あまり輪に入らないマジメなタイプなのですが、そういう部分は「自分のキャラではないな」「一緒にふざけたいな」と思いながらも、頑張ってます。

――今回の役のために10キロ以上増量されたんですよね。

佐野:そうなんですよ。ツアーがあると痩せちゃうので、大変でした。

――もうすでに顔合わせはしたとのことですが、出演者の方と会ってみていかがでしたか?

佐野:まだあまり話せてはいないのですが、友人の佐藤寛太くんを含めて、監督やスタッフさんなど、これまでの現場でもトップなんじゃないかなというくらい、知り合いが多い現場なので、そこは安心しました。町田(啓太)さんとはまだ話せていないのですが、とんでもない体をしていたので「やべー!」って思いましたね。本格的に撮影が始まるのが楽しみです!


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――最後に『テッパチ!』を楽しみにしている方に、メッセージをお願いします。

佐野:まず、かなり鍛えている人が多いので、肉体美を見るのが好きな方には、ぜひ楽しんでほしいなと思います。それから話の内容は、男性も女性も楽しめるような作品になっているので、本当に皆さんに見てもらいたいです! 

(撮影=Marco Perboni/取材・文=於ありさ)

 

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