Snow Man・佐久間大介の魅力:唯一無二の「好き」の力と表現力
本日30歳を迎えた、Snow Manの佐久間大介。アニメオタクであり、最近はピンク色の髪がトレードマークとなりつつある彼は「好き」を原動力にさまざまな夢を叶え、仕事につなげて結果を残している。一方で、彼自身の表現力も素晴らしい。
本記事では、彼のここ1年の活躍を中心に振り返りつつ、目が離せないパフォーマンスについてお伝えしたい。
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『白蛇:縁起』三森すずことW主演、アニメ映画
2021年7月に公開された中国アニメ映画『白蛇:縁起』の吹き替え版で、三森すずことW主演を果たした。声優として2作目の活動にして主演という大躍進には驚いたが、想像以上の演技で観客を魅了してくれた。ファンの欲目を差し引いても素晴らしかったと思う。共演した杉田智和は「ゲスト声優ではなく共演者」、佐倉綾音も「いつでも声優界に来てください」と絶賛し、佐久間くんのことはよく知らないという観客からも「ジャニーズ枠かと思ったが、佐久間くんの声がすごく良かった」という声もあがっていた。
彼が演じた主人公・宣にはとても佐久間くんっぽい要素があり、ある意味すごいはまり役だったと思う。未来を信じていて一緒にいると前向きな気持ちにしてくれる、自分のことより人のことな宣。共演した佐倉綾音さんも「観たら宣のことを大好きになると思います」と舞台あいさつで話していたが、その通りだと思う。
Snow Man 佐久間式 ゾンビランドサガ聖地巡礼ツアー
佐賀県が舞台の人気TVアニメ「ゾンビランドサガ」の聖地を巡礼するバラエティー番組「Snow Man 佐久間式 ゾンビランドサガ聖地巡礼ツアー」(TVQ九州放送)は、第2弾まで放送されている。「ゾンビランドサガ」は、彼が度々好きと発言したり、私服でグッズのTシャツを着たりしてきた作品だ。そんな作品とタイアップで冠番組ができるのはすごいことである。さらに佐賀県のPRにも一躍買っており、第2弾にはなんと佐賀県知事も出演。Win-Win-Winといってもいい企画だ(願わくば、もっといろんな局で放送されてほしい)。
聖地を巡礼しながらの、佐久間くんのシーン回想と再現が細かすぎて、ホンモノだなということが作品のファンの方にも伝わっていたらうれしい。
「ジャニーズゲーミングルーム」のメンバーに
ジャニーズのゲーム好きが集う「Johnny's Gaming Room」のメンバーにSnow Manでは深澤辰哉・向井康二とともに選ばれ、さまざまなゲームに挑戦。
以前からメンバー内でやっているという話が出ていたモンスターハンターのプレイしている様子が見られるほか、Snow Man以外のグループの方たちとの関係性も垣間見えて、いろんな意味で楽しめるチャンネルだ。
特に深澤くんとはSnow Man公式YouTubeでの人狼でも伺えた「俺佐久間の顔見ると嘘ついてるのわかっちゃう」という勘の良さを発揮したり、お互いいじり合う感じや素っぽいやり取りも見え、先日のAmong usプレイ動画では「さすがふかさく」という字幕が入った。
ゲームによって特異不得意が結構ある印象だが、ゲームを知らない人を気遣ったわかりやすい説明を逐一入れてくれるところに佐久間くんのホスピタリティを感じる。
『おそ松さん』アニメの再現を追求した実写映画
Snow Manがグループで主演したアニメ「おそ松さん」の実写映画では、五男の十四松を演じた。こちらは個人の「好き」が起点なわけではないが、もともと「おそ松さん」や十四松が好きだったことから、メンバーは役作りの際、監督に相談するほか佐久間くんに話を聞くこともあったという。
十四松を再現するために袖から手をなるべく出さないですべての動きを行ったり、球技が苦手ながらバットを買って特訓したほか、口が開いている表情なども意識して寄せているのがすごく伝わってきた。
アニメ「おそ松さん」のファンの方にも「十四松が十四松だった」と言ってくれている方が多く、特に作品公式TikTokでの踊ってみた動画では、表情から動き、途中で勝手に走って行ってフレームアウトからのどアップで笑う表情に「完コピ」というコメントもついた。
Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、
この4月から始まった単独ラジオ「Snow Man 佐久間大介の待って、無理、しんどい、、 」(文化放送)は、彼が大好きなアニメの話を中心に、ゲストを迎えてトークしたり、1人でしゃべったり……という番組。タイトルからして好きな作品や推しを見たときの心の声がそのままタイトルになっており、好きがつまっている。
今まで訪れたゲストは、寺島拓篤・梶裕貴・三森すずこ・小野大輔・茅野愛衣・堀江由衣・星街すいせい。今後も小野友樹・森久保祥太郎の出演が決定している。ゲスト陣は声優の大先輩が多いが、佐久間は毎回緊張しつつも質問をしたり、彼が思い入れのある、ゲストの演じた役柄さ作品・曲などについて熱く語り相手を感心させる一面も。
佐久間くんの「好き」があふれたトークは、聴いているこちらも幸せな気持ちにさせてくれる。さまざまな作品や曲に言及することが多いのだが、好きな作品は一緒に「そうそう!」と思いながら聴けるし、よく知らない作品でも本人が楽しそうに熱量高く話しているのを聴くと「何の話かはよくわからないけど楽しそう」「この作品観て(聴いて)みたいな」という気持ちになる。
佐久間くんの「好き」のパワーはすごいな……! と思う時間だ。ときにはリスナーのラジオネームから連想して数分熱く語っていることもあり、いつも時間が足りなさそうだ。人が好きなものや好きなものへの考え方も否定しないというスタンスも、佐久間くんらしさがあっていい。
他のメンバーは、Snow Manのグループのレギュラーラジオ「不二家 presents Snow Manの素のまんま」(文化放送)が30分であることに対し、2倍の時間ということをツッコみつつも祝福している。
2番組が同じ文化放送だということもあってか、「待てムリ」の収録中に通りかかった深澤辰哉・阿部亮平・宮舘涼太が飛び入り出演したり、他のメンバーMC回の「素のまんま」に佐久間が通りかかり、しゃべりはしないものの彼の様子をMCのメンバーが話したりといううれしいハプニングも生まれている。
カードファイト!! ヴァンガード will+Dress
2022年7月4日24時~(つまり、誕生日である7月5日0時~)放送開始される「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」に、廻間(はざま)ミチル役で出演する。本人がずっと目標のひとつとして挙げていた「TV アニメシリーズレギュラーをやる」という夢が叶い、華々しい30代のスタートとなる。
歴史の長い作品に出演することに緊張や不安もあったというものの、「その歴史にちゃんと“佐久間大介”がいたという意味が残れば」と全力で臨もうとしている佐久間くんを全力で応援したい。
佐久間くんが演じるミチルは、寝ている夢の中も含めすべての時間をカードファイトに費やしてきたというキャラクター。物語で重要な鍵を握るというミチルが、どのようにストーリーに絡んでいくのかも楽しみだ。
単独イメージキャラクター&WebCM“CDレコ”
PCがなくてもCDのデータをスマホに取り込めるというIODATAのお役立ち商品「CDレコ」。「佐久間さんはCDをよく購入されており、またご自身もCDレコユーザーであることやCDレコのユーザー層に人気が高いことから、CDレコをまだ知らない方へのアプローチに適任と考え、イメージキャラクターに就任していただきました」というブランドのコメントからも、本人の好きなものや愛用しているという情報から声がかかったことがわかる。
WebCMでは、商品名を聞き間違えて「CDネコ?」と猫耳をつけて手を猫の手にしたり頭に「CDタコ?」タコを載せたりという、聞き間違えちゃうシチュエーションで、一度観たら商品名を覚えられそう。30歳を迎える成人男性にはなかなかなさそうな設定だが、似合っているので問題ない。個人的には「CDタコ?」がブッブーだったときの口を尖らせた表情がかわいいと思う。SNSでは、すでに購入を検討している佐久間担の声が多く上がっている。
佐久間大介が持つ、唯一無二の表現力
ここまで彼が「好き」なものへの熱量がすごく、そんな姿勢が仕事にもつながっていることをご紹介したが、さまざまなものに感銘を受け夢中になってきた彼自身もまた、観る人に唯一無二の表現を見せ、感動させてくれる人だ。小学生からダンスをしており、得意なジャンルを聞かれると「全部」と答えられるほど。さらにバレエを習っていたこともあり、力強さもしなやかさもあるダンスでかっこよさ・妖艶さ・儚さ・楽しさなどあらゆる感情を表現でき、毎回目を奪われる。
先日表紙を飾った雑誌・NYLONのインタビューでは「音楽を形にしたら僕になるようになりたい」とい語っていて目指す次元の高さに圧倒される。
また歌は音域が広く、特に高音はメンバーの中でも高い声が出せる。声が強く、またスタッフに「声に明るさがある」と言われることもあり歌い出しやサビ前などのパートを任されることも多い。
本当は20曲くらい紹介したいところだが、昨年紹介していないここ1年のパフォーマンスが見られる楽曲をいくつか紹介させていただく。
「Feel the light, Lovely」Dance Video
2022年7月13日発売のニューシングル「オレンジkiss」のカップリング「Feel the light, Lovely」のDance Videoでは、しなやかに白い軽い素材の衣装をゆらしながら、曲の持つ色気を表現していてこれぞ佐久間くん……!! というダンスだ。彼の得意なちょっと顎を上げて伏し目の表情もたくさん堪能できて最高of最高(だいたい全部最高なんですけど)。
岩本・ラウールとのユニット曲「ADDICTED TO LOVE」
ファーストアルバムで岩本照・ラウールと3人でのユニット曲として収録された「ADDICTED TO LOVE」にも触れておきたい。岩本くん振り付けのこの曲は、全英語詞で、それぞれが普段やっていなさそうなパート割りなところにも注目だ。佐久間くんはサビでメインパートを歌うところが多く、さらにサビのダンスではセンターに。ダンスが得意な3人だからこその魅せるステージに釘付けになってしまう。
「Secret Touch」Director’s Cut YouTube Ver.
「儚さ」部門として、「Secret Touch」をご紹介したい。ゆったりしたバラードでの繊細なダンスは、勢いのある曲とは違った難しさがありそうだ。勢いでごまかせないぶん力量が出るといってもいいかもしれない。佐久間くんのバレエ仕込みのしなやかさが活きるダンスだなと思うし儚さがすごい。「通り雨に隠した」のソロパートの歌声に込められた泣きのメロディーというか切なさがたまらない。
「EVOLUTION」Dance Practice
ファーストアルバム「Snow Mania S1」のリード曲であり、リーダー岩本くん振り付けの「EVOLUTION」では、佐久間くんのかっこいいダンスが堪能できる。体幹がしっかりしているからなのか、どの体制で一時停止してもかっこいい。ポーズのキメのところの緩急が素晴らしい。終盤、佐久間くんが前方にくるカットでのハイキックからのターンは何度見ても鮮やかでため息が出てしまう。
衣装のはだけも自ら演出する彼だが、この映像でも肩を落としているところやフードをかぶっているところなどが確認できる。やってんな。
30代も夢を叶えて、たくさん歌って踊って舞ってほしい
「好き」からさまざまな夢を叶えてきた佐久間くん。これからもいろんな「好き」を知りたいし、そこから夢や目標を叶えていく姿を応援したい。本記事ではアニメ関連の話題が多かったが、動物も大好きで、クイズ番組に多数出演するメンバー・阿部亮平にもクイズを出す側になるほど。動物番組に出たいという目標もあるそうなので、それも近々叶うと信じている。そして30代となり新たな表現の幅を見せてくれるであろう、彼自身の見せてくれるものも心から楽しみだ。30代の佐久間くんにもたくさん「待って、無理、しんどい、、 」と思わされたい!
(文:ぐみ)
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