「六本木クラス」2話:復讐劇の幕開け!さっそく二代目みやべに災難が降りかかる



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竹内涼真主演、テレビ朝日系列木曜ドラマ「六本木クラス」が2022年7月7日より放送スタート。

Netflixで配信されるや否や、日本でも大人気となった韓国ドラマ「梨泰院クラス」のジャパンリメイクとなる本作。主人公・宮部新を竹内涼真、初恋の相手・楠木優香を新木優子、新が経営する居酒屋のスタッフ・麻宮葵を平手友梨奈が演じる。

本記事では、第2話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「六本木クラス」第2話レビュー

龍河(早乙女太一)を暴行した罪で、少年刑務所に入ることになった新(竹内涼真)。面会に来た優香(新木優子)の言葉で、復讐に目覚める。父の夢でもあった飲食店を経営し、長屋よりも大きく育て上げるーーそれが、長屋会長・茂(香川照之)への意趣返しになると信じて。

その後、出所した新は六本木の夏祭り会場で優香と再会。間を置かず、開業資金を貯めるためマグロ漁船に乗り、7年後には居酒屋・二代目みやべをオープンさせる。有言実行な新の強い眼差しは、原作の主人公を思い起こさせる。

りく(さとうほなみ)と亮太(中尾明慶)、二代目みやべチームの始動。店を開いたからといって自動的に客がやってくるわけでもなく、着ぐるみ+チラシ配りといった古典的な宣伝方法を試すも、結果は芳しくない。

むしろ、麻宮葵(平手友梨奈)と長屋龍二(鈴鹿央士)が乗るバイク事故に巻き込まれ、病院に運ばれる羽目に……。

この時点では踏んだり蹴ったりだが、筆者を含め原作を視聴済みの方にとっては、これが奇跡の出会いだとわかるだろう。まだツンツンツンツンな葵だが、次回以降デレデレデレデレになる葵が見られるはず。原作を見ていない方は、ぜひ今後の展開を楽しみにしてもらいたい。

それはそうと、平手友梨奈の髪型・髪色・服装、どれをとっても満点に似合いすぎていて、よかった。原作のイソもおしゃれで、毎回ファッションをチェックするのが楽しかった。次回以降も楽しみである。

2話の終盤では、二代目みやべを訪れた葵、龍二、龍二の先輩の3人が大事件を起こす。酔った先輩が亮太を「猿」と呼んで暴力沙汰に。加えて、未成年である葵に飲酒させたことが警察に知れてしまったのだ。

どうやら、通報したのは優香のようだが……? この辺りも、見逃せない伏線となる。

最後に、2話における原作との違いを挙げよう。出所した新と、大学生になった優香が再会するシーンだ。原作ではハロウィンパーティだったが、リメイク版では夏祭りになっている。撮影時期としても粋なアレンジだろう。

原作ファンにとっては、物語の展開やキャストを、オリジナルと比較しながら見るのも楽しい。もちろん、原作を知らない視聴者も楽しめる。

3話ではついに優香と葵のVS関係が見られそうで、ワクワクが止まらない。


(文:北村有)


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