「オールドルーキー」:“本物”のスポーツ選手に有名声優が登場!出演者が豪華すぎた第7話


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綾野剛主演のTBS日曜劇場「オールドルーキー」が2022年6月26日放送スタート。

本作は、現役引退したサッカー選手が「スポーツマネジメント」の舞台でセカンドキャリアへ踏み出していく姿を描くヒューマンドラマ。主人公・新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)を演じるのは、日曜劇場初主演となる綾野剛。共演は芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史ら。

本記事では、第7話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「オールドルーキー」第7話レビュー


スポーツマネジメント会社ビクトリーの社員、新町(綾野剛)と梅屋敷(増田貴久)が今回サポートしたのは、車いすテニスの選手、吉木(福山翔大)。
パリパラリンピック日本代表候補の吉木が、新町らにスポンサー探しを依頼するところからはじまった。

第7話も福山を筆頭に、豪華なゲスト出演が視聴者を喜ばせてくれた。
車いすの会社のメカニック役に津田健次郎、吉木のスポンサー会社の社長役に声優の平田広明、さらには本人役で車いすテニスの第一人者、国枝慎吾も出演し視聴者は歓喜。

「え? 待って!国枝さん本人登場とかすごい!」
「国枝さんのような偉大な人がドラマに出演!尊い!観ていてよかった」

今回の物語は梅屋敷にとっても大きな意味のある回であった。
吉木との契約にいつも以上に熱心な梅屋敷。
その理由は、中学1年生から車いす生活になってしまった姪の桜(池端杏慈)の存在が大きかった。
もともとテニスをやっていた桜にもう一度、熱中する機会を与えたい梅屋敷は桜を吉木に会わせ、なんとか笑顔を取り戻そうとするが、桜の閉ざされた心はすぐには開かない。

しかし、最後には吉木の白熱した試合を観た桜の心が動き、叔父の梅屋敷に「競技用の車いすが欲しい」と笑顔でおねだり。その言葉に号泣する梅屋敷。
多くの増田ファンも同じように涙しただろう。

ビクトリーの社員として着実に実績を積んでいる新町だったが、一方で元女子アナの妻、果奈子(榮倉奈々)の快進撃は止まらない。
日ごろのお弁当作りをインスタにアップしたことで、書籍化まで話が進み、第7話ではテレビ出演をはたした。
大喜びする新町家だが、今後は「表舞台から裏方に回った夫」と「裏方から表舞台に転身した妻」の対峙がチラつく。
新町よ、「果奈子、すごいよ~」と呑気に言っている場合ではないのでは?

視聴率が2週ぶりに2桁台に戻った同ドラマ。

今後も実際のアスリートがキャスティングされたり、注目のスポーツにスポットが当たったりと、まだまだ観ている私たちを楽しませてくれそうだ。

(文:駒子)


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(c)TBS

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