『ゴジラxコング 新たなる帝国』4DXでもはや爆笑できる“4つ”の理由
1:初っ端からゴジラ×コングの咆哮を体感!
本作はオープニングから、タイトル通りゴジラとコングの活躍が早速お目見えするという大サービスがある。
『ゴジラ-1.0』の4DXでは「ゴジラがそこにいる」感覚を座席の振動や風で伝えてくれたが、今回はゴジラとコングそれぞれが叫ぶ様、いや「咆哮」から来る空気の振動を、座席が激しく動く様で体感させてくれるのだ。
さらに4DXには、MX4Dにはない頭上から落ちる「雨」の演出があり、これが怪獣を引きちぎった時に飛び出る体液にシンクロしているという、なんともいい意味で悪趣味なサービスもある。
暴力の恐ろしさを示しているという真面目な語り方もできそうだが、それよりも「初めからここまでおもてなししてくれるの?」という驚きと笑いのほうがはるかに勝っていた。
2:地下世界に突入する時のライド感が半端じゃない!
今さらの忠告で恐縮だが、今回の4DXは演出のそれぞれがものすごく激しく、大きな振動で乗り物酔いをしてしまう方には積極的にはおすすめしにくいのも正直なところ。特にヤバかったのは、ワクワクドキドキのアドベンチャーが始まる部分だ。
人間チームが飛行機で地下世界に乗り込む場面で、ガクガクと激しく座席が揺れまくるのだ!その後も座席の動きや風の演出で、空を疾走していく様を表現。人間のキャラクターと共に、冒険を一緒に体験する楽しさもたっぷりなのだ。
3:荒っぽい戦いの連続!そんな武器もアリなの!?
言わずもがな、本作の大きな魅力はド迫力の怪獣同士のバトル。詳細はネタバレになるので伏せておくが、ポスターで明らかになっているコングの腕の武器の他にも、「え?そんな武器を使うの!?」「それ最近のヤンキー映画でも見ないよ?」と驚く、トンデモで楽しいアイデアを臆面もなく打ち出してきたので、それだけで笑ってしまった。
もちろんその武器を使う場面でも4DXはまったく遠慮はない、どころではない。
- 武器が「光る」場面では劇場での斜め上で「フラッシュ」
- ある理由で地面スレスレを動く場面では足下に「くすぐり」
- 地面に激しく叩きつけられる場面では背中を「ボコっ」と叩かれる
- 水面上のバトルでは前面から水がブシャッとかかる(座席横のボタンでOFFにもできる)
- もちろん座席はグワングワンと揺れまくる
という、荒っぽいバトルとシンクロしまくる4DXをすべて大放出してくれるのだ。
4:二段構え、いや三段構えのクライマックスのはちゃめちゃバトル!
そして、凄まじいのはクライマックス。もうこればっかりはネタバレになるので具体的には何も言えないし、そもそも内容を完全に言語化するのは不可能なレベルの「はちゃめちゃすぎて大爆笑」なバトルのシチュエーションがぶっ続くのである。
「もうこれ以上はないだろう」と高を括っていると、「ええ?そんなことにもなるの?」とさらに斜め上の展開が待ち受けている大サービス。
そして、これまた言うまでもなく4DXの演出も出し惜しみなし。もうすごすぎて爆笑を超えて何がなんだかわからなくなり、なんなら記憶が飛んでいきそうなかつてない体験が待ち受けていた。
おまけ:猫ちゃんみたいでかわいいゴジラに萌え萌え
今回の映画は、怪獣ではなくやんちゃな子どもたちがケンカというか、イチャイチャしているようにも見えて、かわいく思えてくるというレベルになっている。(※周りではいろんな建造物がめちゃくちゃに壊れています)(※筆者は感覚がマヒしています)
中でももっとも萌えたのは、ローマのコロッセオの中で丸まって眠っているゴジラ。なんなのそれ〜!かわいい〜!と身悶えしていたら、なんとこれはアダム・ウィンガード監督が飼っているネコが元ネタなのだとか!
何それ参照元もかわいい〜!イエーイ!ワヒョー!ゲラゲラ(爆笑)!4DXで大満足(知能指数低下)!
(文:ヒナタカ)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
© 2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.