増當竜也

ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『Shari』レビュー:最北の冬の町に現れた“赤いやつ”は、一体何をしでかすか?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT大雪原に立つ、赤い毛むくじゃらの怪物。これってファンタジック・ホラー映画?そう思われた方、半分外れていて半分当たっています。「ポンキッキーズ」でおなじみのムックが緑から赤に衣替え?(い...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『グレタ ひとりぼっちの挑戦』レビュー:15歳で環境問題活動家となった少女の真実の姿とは?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT2021年、本年度のノーベル賞物理学賞は、大気中の二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化に影響することを実証した真鍋叔郎が受賞しましたが、やはり世界はますます環境問題に対して無関心ではいられ...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』レビュー:細かいことは気にするな!ジャパネスクな壮絶忍者アクションを堪能すべし!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTアクション・フィギュアから始まり、コミックやアニメ、映画と広がっていったバトル・アクション『G.I.ジョー』シリーズの最新作第3弾ですが、今回は忍者ヒーローとして世界的な人気を誇るスネ...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』レビュー:浅野忠信、国際スターの貫録を示す激動と魅惑の大河サスペンス・ドラマ

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT浅野忠信が2016年に出演した中国映画が、待望の公開。日中戦争前後の上海を舞台に、中国ではおなじみの暗黒街ボスのドゥー・ユエションをモデルにしたルー(グオ・ヨウ)を主人公に大河的なドラ...
ニューシネマ・アナリティクス

〈新作紹介〉『ひらいて』レビュー:山田杏奈×作間龍斗×芋生悠が、綿矢りさ原作の残酷かつ繊細な思春期の狂気と哀しみを真摯に体現!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT『ミスミソウ』(18)や『名も無き世界のエンドロール』(21)『樹海村』(21)など、山田杏奈が出演している映画は「何か」があるような気がして、進んで見るようにしています。一見童顔な風...
ニューシネマ・アナリティクス

「そしてキアロスタミはつづく」 デジタル・リマスター版特集上映:イラン映画界の世界的名匠が遺した珠玉の7作品が銀幕に蘇る!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」2021年10月16日より東京ユーロスペースを皮切りに、「そしてキアロスタミはつづく」と称した イラン映画界の名匠アッバス・キアロスタミ監督の生誕81年、没後5年を記念して、7作品のデジタル・リ...
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<政治の舞台裏を知る>『スーパー・チューズデー』を見て衆議院選挙の前に知識を得よう

2021年10月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネリーブル梅田にて上映される(その他の地域も順次上映予定)「シッチェス映画祭」ファンタスティック・セレクション2021にラインナップされている台湾映画『ゾンビ・プレジデント』は、政治...
ニューシネマ・アナリティクス

『WHOLE/ホール』レビュー:ハーフ?ダブル?それともホール?それぞれのアイデンティティ

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT以前某お笑い番組の中でハーフ芸人が一堂に集って、ハーフならではの自分たちのあるあるネタを面白おかしくしゃべって笑いを誘うものがあり、こちらもそのときは楽しく笑いに誘われながら見ていたも...
ニューシネマ・アナリティクス

『キャンディマン』レビュー:続編でありリブートでもある、現代社会を見据えた異色ホラー映画!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT鏡に向かって「キャンディマン!」と、その名を5回唱えると死んでしまう!『キャンディマン』のシリーズは1992年以来3作品が作られてきましたが、今回はその最新第4弾と呼ぶには少し抵抗があ...
ニューシネマ・アナリティクス

『Our Friend/アワー・フレンド』レビュー:愛情とか友情といった言葉はもはや不要!夫婦とその友人それぞれの“想い”の映画

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT余命宣告を受けた妻とその夫の実話の映画化……と聞いただけで、いわゆる難病映画かと思ってしまった方、ちょっと待ってください。実はこの夫婦に献身的な夫の友人が関わってくることで、本作は従来...