増當竜也

映画コラム

『天国にちがいない』レビュー:“現代のチャップリン”の旅から窺えるパレスチナと世界

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」パレスチナ問題とは、実に複雑怪奇で、とても簡単に語ることなどできないものでもあります。しかし、そのパレスチナ問題を常にユニークな視点で描き上げ、“現代のチャップリン”と称される映画監督がいます。”...
俳優・映画人コラム

有村架純の魅力、軌跡を知る5本の映画を紹介|『花束みたいな恋をした』公開記念

2021年1月29日から公開される『花束みたいな恋をした』は、坂元裕二脚本、土井裕泰監督による王道のラブストーリー映画。菅田将暉&有村架純を主演に迎え、若い二人の出会いから同棲、就活、そして……といった恋の流れを、時代時代のサブカル的風俗を...
映画コラム

『おもいで写真』レビュー:遺影ならぬ“おもいで写真”を撮り始めた女性の心の軌跡

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」どこの国にも独自の文化と、世界中どこも変わることのない普遍的な営みがあります。ふと、自分が死んだときの葬式の風景なんて想像してみたことがありますか?また、そのとき自分のどのような遺影写真が飾ってあ...
映画コラム

『羊飼いと風船』レビュー:風船=コンドームが示唆するチベットの女たちの悲劇

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」どこの国にも独自の文化と、世界中どこも変わることのない普遍的な営みがあります。そこに電気や車などの文明が入り込み、それぞれはせめぎあい、軋みあっていきます。チベット映画界の名匠ペマ・ツェテン監督の...
俳優・映画人コラム

『さんかく窓の外側は夜』岡田将生のキャリアを5本の映画でふり返る

『さんかく窓の外側は夜』は累計発行部数130万部を超えるヤマシタトモコの同名漫画を原作に、霊が祓える男(岡田将生)と霊が視える男(志尊淳)の不可思議な共闘関係を描いた除霊ミステリ映画です。どこかしら二人の関係性がBLっぽくも映えるあたりが「...
映画コラム

『どん底作家の人生に幸あれ!』レビュー:英国文豪のユニークな人生讃歌!

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」チャールズ・デイケンズといえばイギリスの偉大なる文豪としてあまりにも著名な存在で、その映画化も数多くなされています。彼が自伝的小説として1850年に発表した『デイヴィッド・コパーフィールド』もその...
映画コラム

『キング・オブ・シーヴズ』レビュー:マイケル・ケインはじめ英国老名優らが金庫破り!

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」私事になりますが、この世で一番好きな映画スターはマイケル・ケインです。イギリス出身の名優で、現在87歳!最近は“ダークナイト”3部作などクリストファー・ノーラン監督作品でも知られますが(ノーランも...
映画コラム

自分勝手で不器用な恋の行方をモチーフにしたラブストーリー2作品

(C)2019 CREATE ENTERTAINMENT, LAZONA, KAMEL FILMS, TORNADO FILMS AIE, FCOMME FILM . All rights reserved.2021年1月15日に公開となる...
映画コラム

『43年後のアイ・ラヴ・ユー』レビュー:老いらくの恋に挑む名優ブルース・ダーン!

増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」20世紀後半から映画を見始めた世代にとって、ブルース・ダーンという俳優の名前を聞かされると一瞬ビクッとするものがあることでしょう。個性派俳優の極みでもあるブルース・ダーンはこれまで悪役や非情なキャ...
俳優・映画人コラム

歴史を見据える、マーティン・スコセッシ監督作品オススメ5選

Embed from Getty Imageswindow.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};gie(function(){gie.widgets.load({id...