映画コラム

ニューシネマ・アナリティクス

『ゴジラVSコング』レビュー:ハリウッド『ゴジラ』シリーズ1のエンタメ活劇超大作!吹替版も良好!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」7月2日からいよいよ公開となる『ゴジラVSコング』を一足先に見てきました。ネタバレは避けますが、まずは一言申しておきたいのが、これまで海外で撮られたゴジラ・シリーズの中でエンタメ度は一番! 活劇...
ニューシネマ・アナリティクス

『Bittersand』レビュー:「傷つけたこと」を忘れた人と「傷つけられたこと」を忘れられない人のための映画

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT人は往々にして誰かを「傷つけた」ことはすぐに忘れてしまいますが、「傷つけられた」側はそのことをいつまでも忘れられないものです。イジメも含めて、こうした「傷つけ」「傷つけられ」の問題提起...
ニューシネマ・アナリティクス

『いとみち」レビュー:女子高生とメイド喫茶と三味線の不可思議な融合からもたらされる青春の真摯な調べ

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT見出しに偽りなく「女子高生」と「メイド喫茶」を繋げたような作品なら、いくらでもあるでしょう。「女子高生」で「三味線」を習っている人も、いっぱいいることでしょう。しかし、この3つの要素が...
ニューシネマ・アナリティクス

『スレイト』レビュー:久々のヒロイン・ソード・アクションに燃えて(萌えて)燃えまくれ!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTヒロイン・アクション映画ファンのみなさん、お待たせしました!久々に主人公女性がバッタバッタと悪い男ども(女もいますが)を斬り倒していく韓国発の痛快ソード・アクション映画の登場です!「ス...
ニューシネマ・アナリティクス

『海辺の金魚』レビュー:少女の不安や決意を通して、新たな才能・小川紗良監督自身の巣立ちを示唆した秀作

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT昨年秋に公開された本広克行監督『ビューティフルドリーマー』で、自主映画をかじったことのある身にとっては(あと押井守監督作品のファンとしても)とても好ましい存在感を発揮していた主演の小川...
ニューシネマ・アナリティクス

『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』レビュー:2年ぶりのアンパンマンはいつも以上に素朴で奥深く心に響く!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT今やお子さまの映画館デビュー映画として非常に貴重な劇場版『アンパンマン』のシリーズ32作目がようやく公開!このシリーズ、実はお子さまはもちろんのこと、大人が見ても十分面白い! というか...
ニューシネマ・アナリティクス

【知恵と工夫】特撮が無くとも面白いSF/ファンタジー映画は作れる!|『夏への扉ーキミのいる未来へー』『サマーフィルムにのって』『星空のむこうの国』etc…

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」ようやく待望の『ゴジラVSコング』が7月2日より日本でも公開されますが、こういったSFやファンタジーなどのジャンル映画はとかくお金がかかるもの。ハリウッドではCGやミニチュアなどの特撮技術に費用...
ニューシネマ・アナリティクス

『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』レビュー:義賊と呼ばれた無法者、その真実のひとつの実証

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT19世紀後半オーストラリアのブッシュレンジャー(盗賊)として知られ、徹底して権力に逆らい続けた無法者ネッド・ケリー。処刑された後、母国の人々からは「義賊」「英雄」として伝説化されていっ...
ニューシネマ・アナリティクス

『RUN/ラン』レビュー:母と娘の呪われた絆を序破急の構成でシンプルに綴るサスペンス・スリラーの快作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTほぼ全編パソコン画面で進行していくサスペンス映画『search/サーチ』(18)で注目を集めたアニーシュ・チャガンティ監督ではありますが、アイデア勝負で評価された後の次回作の制作はかな...
ニューシネマ・アナリティクス

『グリード ファストファッション帝国の真実』レビュー:資本主義の強欲怪物が織り成す醜悪狂乱、そして魅惑的人生

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT富と名声を手に入れた者とは、かくも醜いものなのか……。いや、もちろん全員が全員そうではないにしても、この映画を見ると「俺って平凡な人生で幸せなのかも……(でも、もう少しはお金が欲しい)...