ニューシネマ・アナリティクス

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『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』レビュー:前作以上に過激で極悪非道な面白さ!日本語吹替版もチョー期待!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT 極悪受刑者から選ばれた特殊部隊“スーサイド・スクワッド”のぶっ飛びかっとび情け無用の活躍を描いたDCエクステンデッド・ユニバース最新作。シリーズそのものとしては第2弾ではありますが、...
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『子供はわかってあげない』レビュー:上白石萌歌×沖田修一監督で贈る、ひと夏のガール・ミーツ・お父さん!

→『子供はわかってあげない』画像ギャラリーへ■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」「少女と自転車とキャメラさえあれば映画は作れる」とはジャン=リュック・ゴダール監督の名言ですが、実際、自転車はあったりなかったりしても「少女」と「映画...
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『土手と夫婦と幽霊』レビュー:記憶もあやふやなモノクロームでつづる「世界」の隔たりと彷徨

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT不況の現代の中でも意欲的活況を呈し続ける日本インディ-ズ映画界から、また1本新たな秀作の登場。第10回日本芸術センター主催映像グランプリ2018グランプリをはじめ、アメリカやロシアなど...
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『カウラは忘れない』レビュー:「脱走という名の集団自決」カウラ事件が今の日本人に訴えかけるものとは?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTカウラ事件とは第2次世界大戦真っただ中の1944年8月5日、オーストラリア東部の田舎町カウラの第十二捕虜収容所で1104人に及ぶ日本軍捕虜が集団脱走を図り、日本人捕虜234人、オースト...
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『すべてが変わった日』レビュー:二大スター共演によるスリラー&ロードムービー=西部劇の秀逸な現代的復権

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTダイアン・レイン&ケヴィン・コスナーといえば、『マン・オブ・スティール』(13)などのDCエクステンデッド・ユニバース・シリーズでスーパーマンの地球における両親を好演したのが記憶に新し...
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『明日に向かって笑え!』レビュー:全世界の庶民必見!どん底人生の面々が仕掛けた痛快“オーシャンズ11”的大金奪還劇!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT第82回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』(09)の脚本エドゥアルド・サチェリ&主演リカルド・ダリンのコンビによる2019年度アルゼンチン映画大ヒット作ですが、その事実が大...
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『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』レビュー:ラブコメと見せかけ、実はスリリング極まる航空パニック映画の快作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT邦題からラブコメと勘違いしてしまう方もいらっしゃるかと思われますが、これがもう見事なまでにスリリングな航空パニック映画であり、世代的には『エアポート‘75』(74)を彷彿させてくれるも...
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『イン・ザ・ハイツ』レビュー:さまざまな差別と偏見を乗り越えるためのミュージカル=エンタテインメント!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTミュージカルというジャンルは、単に歌って踊って楽しく華やかに繰り広げるものだけではなく、社会に対するメッセージを歌と踊りに盛り込みながら観客の意識を向上&啓蒙させていくという、真のエン...
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『ベイビーわるきゅーれ』レビュー:アクションと日常のギャップが絶妙な殺し屋少女映画の明るく楽しい革命!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT殺し屋少女をモチーフにした映画そのものは今や目新しくも何ともありませんが、本作に関しては「まだまだこういう手があったか!」と快哉したくなるほどの革命的な楽しさが満喫しています。女子高生...
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『アウシュヴィッツ・レポート』レビュー:ホロコーストを過去のものとして揶揄する意識を芽生えさせないための映画の効能

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT本作品は「過去を忘れる者は必ず同じ過ちを繰り返す」なるジョージ・サンタヤナの文言から始まります。現在公開中の『復讐者たち』もそうですが、今から75年以上も前にナチスドイツがユダヤ人に対...