映画コラム
痛快テンポに引き込まれる!実話を犯人視点で描く『ハイネケン誘拐の代償』レビュー
痛快テンポに引き込まれる!実話を犯人視点で描く『ハイネケン誘拐の代償』レビュー
誘拐犯のリーダー・コルを演じるのは『ラスベガスをぶっつぶせ』などで知られるジム・スタージェス。緻密な計画と周囲を思いやる人間臭さを上手く演じていて、今作で一気にファンになってしまう人が多そう。
一方、ハイネケンを演じるのはベテラン中のベテラン、アンソニー・ホプキンス。誘拐されながらもまったく犯人たちに動じない姿はまさにアンソニーの存在感そのもの。観ているこちら側も圧倒されました。
監督は『ミレニアム2 火と戯れる女』『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』でメガホンを取ったダニエル・アルフレッドソン。今作では実話の映画化にとどまらず、誘拐事件の裏に何があったのかという真相に迫る作品を完成させました。
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