痛快テンポに引き込まれる!実話を犯人視点で描く『ハイネケン誘拐の代償』レビュー



舞台は非常に狭いエリアで、環状に広がる運河とレンガ造りの建物が本当に素敵なオランダの首都アムステルダムだけです。アムステルダムといえば、ナチス・ドイツ占領下時代にユダヤ人狩りから逃れながら暮らした日々を記録した『アンネの日記』が有名ですよね。

ハイネケンを誘拐するため念入りに事前準備を進めるコルたちはある場所に完全防音の監禁部屋を作るのですが、同じくアムステルダムの隠れ家に身を潜めていたアンネ・フランクを参考にしたというシーンがあり、ものすごくオランダらしさを感じました。

ハイネケン 誘拐の代償 映画



念入りな犯行計画や証拠の隠滅、アリバイ工作。そして、運河の街ならではの逃走劇。筆者はつい犯人側を応援したくなってしまったのですが『ルパン三世』が好きな人ならこの気持ちをわかってくれるかな?

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