『アナと雪の女王2』の特大ヒットを考察する



公開前に感じた不安と劇場の観客の熱量


実は『アナと雪の女王2』の公開前にはちょっと不安を感じる部分がありました。

文句なしの超話題作にしては公開前の“祭り感”(=宣伝の熱量)が薄く感じていたのです。

確かに仕方がない部分があったのも事実です。

ディズニースタジオは現在ピクサー、マーベルスタジオ、ルーカスフィルム、そして20世紀FOXを傘下に収めていて、それぞれが抱える超大作が立て続けに公開されています。

ディズニー映画・怒涛の公開ラッシュ


マーベルの一つの完結点『アベンジャーズ/エンドゲーム』が5月末。
アベンジャーズ/エンドゲーム(字幕版)



そしてディズニー実写化企画『アラジン』が6月の頭、『トイ・ストーリー』が7月中旬、『ライオン・キング』が8月の頭、アンジェリナ・ジョリーの『マレフィセント2』が10月中旬。そして『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月8日とほぼ毎月のように“その年の勝負作”になってもおかしくない作品が続きました。

ライオン・キング (字幕版)



もちろん他社の大作も間に入ってきますので喰い合いというような表現が甘く聞こえるような激戦が続きました。

そんな事情もあってか、宣伝の量と熱量に“あの『アナと雪の女王2』の続編”にしては、どこか小ぢんまりしたものを感じてしまいました。内側からの全くうがった見方なのですが“こんなに物静かでいいのだろうか?”と心配になってしまいました。

確かに公開前週末に『アナと雪の女王』の地上波放送がありました。

ただ、吹替キャストの松たか子や神田沙也加がテレビに出ずっぱりになることもなく、オリジナルのスタッフを招いたイベントも公開前日ということで、余計なことですが本当に心配してしまいました。

結果として、この心配は“本当に余計なこと”に終わりました。

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