「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」全10話のあらすじ&感想!|この親子は今後も、泣いたり笑ったりしながら共に成長していくんだろうな
第6話あらすじ&感想&感想
第6話あらすじ
沙織(福原遥)から突然の別れを告げられ車を飛ばした漱石(川上洋平)は、熱にうなされる中、あわや事故の大ピンチに!電話で異変に気付いた碧(菅野美穂)は病院へ駆けつける。碧は漱石に“母と娘”を描く新作小説『真夏の空は、夢』の成功を誓い、執筆に没頭する……。
そんな中、空(浜辺美波)は渉(東啓介)との順調な交際に浮かれる一方で、将来親離れすることにセンチメンタルな気持ちを抱いていた。それは碧も同じ気持ちで……。
そして、光(岡田健史)は空への切ない想いを隠しながらも、碧と空の血液型が親子ではありえない組み合わせであることが気にかかり、さりげなくおだやで探りを入れる。しかし、何かを察した俊一郎(中村雅俊)と酒を交わすことに……。酒が入ったことで、それまで隠していた光の恋心が爆発する!
そんな中、空もまた、自分と碧の血液型に疑問を持ち始める。空の行動に気づいた碧は、本当は血が繋がっていないことが空に知られたら「みんな終わりだ」と、パニックに!そんな碧をゴンちゃん(沢村一樹)は優しく受け止めるが……。その頃、病院で検査結果を知った空は、母と自分が“他人”であるという証拠を突きつけられていた……。ショックで家に帰れなくなる中、空が助けを求めたのは、いつもそばにいた光だった。水無瀬家の母娘の絆に入った傷は、やがて周囲を巻き込んでいく……!
第6話感想
親子関係はデリケートだ。血の繋がりがある・なしに関わらず、ちょっとした言葉や行いが地雷を踏むこともある。ともに暮らし、人生の大半を共にしてきたからこそ、距離感に悩むこともあるだろう。ウチカレ6話、碧と空のトモダチ親子関係が揺らぐ、大きな事実が明らかになった。長く秘められた現実を前に、ふたりは今後どのように向き合っていくのだろうか。「私は、かーちゃんの娘じゃないの?」と正面から聞けた空は強い。
ドラマは回を追うごとにつれて、空のパーソナリティを丁寧に浮き彫りにしていく。彼女は超ド級のオタクかもしれないが、決してコミュ障や人間嫌いではない。自分のことを「根暗」「陰キャ」と自称しているが、嫌々ながらもクラスの飲み会に参加したり、陽キャたちが盛り上がっている場に単身で飛び込んだり、「家に帰りたくない」と光の家に乗り込んだかと思いきやネットカフェで無防備な寝顔をさらしたり……。
やり手だ。コミュニケーションスキルがボーダーを突破している。「私、やられちゃうの?」「人は選んでる」なんて言葉も、相当自分が可愛いと自覚していないと言えない言葉ではないだろうか。こんなオタクが増えてしまったら行き場がなくなる。
光の恋心はどこへ向かうのか、そして碧と空の親子関係はどう変化するのか。
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