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2021年03月18日

「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」全10話のあらすじ&感想!|この親子は今後も、泣いたり笑ったりしながら共に成長していくんだろうな

「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」全10話のあらすじ&感想!|この親子は今後も、泣いたり笑ったりしながら共に成長していくんだろうな


第4話あらすじ&感想&感想


第4話あらすじ



碧の小説『私を忘れないでくれ』が、人気バンドのボーカル・ユウト主演で映画化されることが決定。碧はファンであることを隠し、気合いを入れて打ち合わせに臨むが……小西は原作の内容を勝手に変えようとするユウトの言いなりになっていた。自分の作品が守られないことにストレスを抱えつつも、映画化を受け入れないと次の作品も書かせないという暗黙の条件を前にプライドが傷つく碧。誰よりも碧を気遣う漱石は、作品を守るためにできることを考えるが……。

一方空は、デートに“つけ鼻毛”をしてきた渉にその理由を聞いていた。“忘れられない人”がいるのでわざとデートを失敗させようとしたという渉に、見くびられたように感じる空。自分でも意外なことに、勢いよく渉に別れを告げる!その夜、何かを思いついた空はペンを手に取り……。

おだやでは、ゴンちゃんの見合いが思わぬ形で破談に!俊一郎は、ゴンちゃんが碧のことを思って内心ほっとしている、と話すが……。

翌日、碧のマンションに漱石が訪ねてくる。碧のために映画を成功させようと策を練る漱石だが、碧は触れてはいけない漱石の過去に踏み込んでしまう……!かつて漫画編集部にいた漱石は、あるスキャンダルを起こして文芸に異動してきたのだが……。

そんな中、空は光の作った物語をイメージした絵を見せるため、光と共におだやへ。二人は漫画制作を通して距離を縮めるが……。そこに碧と渉が偶然居合わせ、事態は急展開を迎える!


第4話感想

なんとも続きが気になる終わりを迎えた4話。早くも5話の放送が待ちきれない、気になって気になって仕方がない……!碧と漱石のこれからの展開を想像すると同時に、「いったい漱石は碧のことをどう思ってるの?」と邪推してしまう。

碧の恋を応援したい気持ちはもちろん、空の渉に対する健気な気持ちや、光との関係性からも目が離せない。各地で始まる恋と、悲しくも終わりを迎えた恋。同時多発的に立ちのぼっては消えていくそれぞれの恋の行方を追うだけで、忙しく1時間が終わる。

第4話で語っておきたいのは恋の動きだけではない。碧の代表作である「私を忘れないでくれ」が映画化されるにあたり、作品そのものがあまりにも雑に扱われる様子は見るに堪えない。原作を無視した役まわりの変更、辻褄の合わない結末……。伝えたい言葉があり、描きたい世界があるからこそ書き上げられた小説を、適当な姿勢で「とりあえず実写化」するのは誰も幸せにしない創作活動ではないだろうか。

だからこそ、キャストの変更や結末の改ざんもなく、無事に原作のまま映画化されることになりホッとした。そのために奔走した漱石、喜ぶ碧。個人的にはこのふたりが幸せになる展開を期待してしまう。そこから、第4話のあの終わり……。5話はどのように話が運ぶのだろうか?

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