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2021年03月16日

ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」全8話のあらすじ&感想|香取の刑事役にドはまりの「アノニマスロス」が続出!シリーズ化希望の声が殺到!

ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」全8話のあらすじ&感想|香取の刑事役にドはまりの「アノニマスロス」が続出!シリーズ化希望の声が殺到!


第7話あらすじ&感想

第7話あらすじ



社員をパワハラで自殺に追い込んだブラック企業だとの噂で大炎上したある食品会社。そのSNSに「罪を告白しないなら爆破する」という爆破予告が届く。

万丞渉(香取慎吾)らが突き止めた予告犯・小柳祐平(塩野瑛久)はアノニマスの信望者だった。するとアノニマスから裏K察に新たな動画が投稿される。「次に告発するのはこの国最大の巨悪・警察」。

同じ頃、万丞は刑事部長・城ケ崎明文(高橋克実)から、アノニマスの正体を突き止めるよう指示を受けた…。

第7話感想

アノニマスから裏K察に書き込みがあり、社員をパワハラで自殺に追いやった会社の存在が暴かれた。
しかし、その犯人はアノニマスの模倣犯だった。
今やアノニマスがネット上のダークヒーローと化しており、アノニマスの書き込みは正しいとされる風潮に。
そんな世間の風向きに万丞(香取慎吾)ら指対室のメンバーは、懸念を抱いていた。

最初はぎこちなかった指対室のメンバーもここにきて、チームワークがしっかりしてきたことがわかる。
アノニマスの暴走を許すべからずと万丞がメンバーに「力を貸して欲しい」と頭を下げるシーンでは彼の心の変化に驚いてしまった。
常に言葉数少なく、あんなにも馴染もうとしていなかった万丞がメンバーに頭を下げるなんて。
時間の経過と共にメンバーに心を許し、信頼していった結果だろう。

(以下ネタバレ含みます)
指対室メンバーの連携によってついにアノニマスの正体を暴くことに。
過去の事件のアノニマスは指対室の室長、越谷(勝村政信)だった。
越谷にたどり着くまでは意外とあっさりで拍子抜けではあったが、そこまで違和感はなかった。
それよりも越谷に詰め寄る万丞の険しく、そして哀しみを帯びた表情が印象的だった。
しかし、越谷を追求していくうちにアノニマスは二人いることが判明。
もう一人のアノニマスはなんと万丞のかつての相棒、倉木(シム ウンギョン)だった。

第7話ではどうして倉木がアノニマスとなったのかもわかった。
なんとなく予想はついてはいたものの、倉木かぁ……とちょっと落胆してしまう。
結果的には万丞を裏切る形になってしまうではないか。
万丞と倉木は正義感にあふれ、長い物には巻かれない骨のある刑事という面では同じところを目指していたのだろう。
しかし、いつしか二人の結束は少しずつ離れていった。

来週は早くも最終回。
警察に恨みをもつ倉木を万丞は止めることができるのか?
個人的にはシリーズ化を望みたい作品だ。

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