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2021年03月16日

ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」全8話のあらすじ&感想|香取の刑事役にドはまりの「アノニマスロス」が続出!シリーズ化希望の声が殺到!

ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」全8話のあらすじ&感想|香取の刑事役にドはまりの「アノニマスロス」が続出!シリーズ化希望の声が殺到!


第4話あらすじ&感想

第4話あらすじ




元アイドルの真壁澪(田中美里)が、夫の清二(小松和重)と共に「指殺人対策室」にやってくる。

既婚男性とのW不倫を報じられてしまった澪。世間から反感を買い批判が殺到、同時に誹謗中傷を伴う芸能人叩きの標的となってしまう。

不倫相手は何とマッチングアプリで出会った男だった。

『裏K察』という闇サイトでは次々と情報が晒され、さらには、かつて澪へのストーカー行為で逮捕された男が出所して澪をつけ回し出す…。

第4話感想


刑事ドラマといえば、犯人をひたすら追う熱血刑事ものが主流であったが最近では、鑑識課や警察学校が題材になるドラマも増えてきている。とにかく多くの刑事ドラマが制作されている。いわば、飽和状態といってもいいかもしれない。
そんな中、テレビ東京制作のオリジナルサスペンスドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」は異彩を放っている。その理由は、SNSでの誹謗中傷を行う“指殺人”に焦点を当てたこれまでにないドラマだからだ。有名人だけではなく、一般人の間でも問題になっているインターネットでの誹謗中傷。この新しい試みの主演を務めるのは、香取慎吾だ。SMAP解散以降、地上波ドラマに初登場した香取のことを多くのファンが待ち望んでいたことだろう。

第4話は、元アイドルの真壁澪(田中美里)がW不倫を週刊誌に報じられてしまったところからはじまった。誹謗中傷の的となってしまった澪だったが、ストーカーからも追われ、踏んだり蹴ったりな状態。そこに万丞(香取)ら、指殺人対策室のメンバーが田中を守りながらも、澪を恐怖に陥れている人物を特定するというストーリーだった。

第4話の内容にはいささか違和感があった。
「元アイドル」が田中美里だということ。田中といえば、朝ドラの「あぐり」の主演や、韓流ドラマの火付けとなった「冬のソナタ」のヨン様の恋人役、チェ・ジウの吹き替えを担当。正統派といえる女優だ。
その田中が“ねこねこにゃんにゃん”(グループ名)の「元アイドル」という設定なのだ。
これ、普通に「元女優」でよかったのではないだろうかと個人的には感じたが「元アイドル」がストーカーに追われるという設定を重視したいのならば、いたしかねないのか……。

内容はさておき、第4話ではドラマの途中で放送されるスポンサーの“提供読み”を香取が自ら行うというサプライズ演出があった。これには多く人が反応。「今の慎吾ちゃんの声だったよね?」「まさかの提供読みが万丞さん!」「最高のサプライズ」と絶賛。本編以外でも視聴者を楽しませてくれる粋な計らいは、今後も大歓迎だ。

今回も“指対”の見事なチームプレイで主犯を確保。
ストーカーや誹謗中傷から一人の女性が救われた。

一話完結タイプのドラマではあるが、万丞の過去にも毎回少しずつ焦点を当てている。
第4話の最後には万丞のかつての相棒、倉木(シム・ウンギョン)が登場。亡くなったと思われていた倉木が車椅子に座っているではないか!
この姿には私をはじめ、多くの視聴者が驚いただろう。
少しずつ明らかになってきた万丞の過去。

引き続き「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」には注目したい。


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