ドラマ「アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~」全8話のあらすじ&感想|香取の刑事役にドはまりの「アノニマスロス」が続出!シリーズ化希望の声が殺到!
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
高校生・片山蓮(青木柚)によるホームレス殺害事件…1カ月後、蓮の個人情報が特定、ネット上で晒されたことで大きな話題となっていた。
事実とは異なるひどい中傷も多く、蓮の父・遼太郎(戸田昌宏)は、「指殺人対策室」に最初に情報を晒した犯人を捕まえてほしいと依頼。
万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は早速捜査にあたるが、交友関係を調べるうちに蓮の本性が浮き彫りになっていく。
第3話感想
香取慎吾が演じる万丞の回想シーンから始まった第3話。
元同僚の倉木(シム・ウンギョン)が、犯人とおぼしき人物と撃ち合いの末に万丞の目の前で倒れる。腹を撃たれた倉木は「アノニ…(マス?)」と言いながら、最後の力を振り絞って万丞にルアーを渡す。
このシーンにより、万丞がいつも大事に持っているルアーが倉木の置き土産だったということがわかる。
今後の展開にこのルアーはどんな意味をもたらすのだろうか—。
***
第3話は、ホームレスが公園で高校生の片山蓮(青木柚)により殺された事件がきっかけで“指殺人”対策室に依頼が入る。事件後、加害者の蓮はある者によりネット上で中傷をされ、被害者にもなっていた。今回の依頼主はその蓮の父親。ネットでの書き込みをしている者を特定してほしいという内容であった。
本編に触れる前にこれまでに「指殺人対策室」について思っていることを吐露したい。
メンバーがどうのよりも、「指殺人対策室」自体が必要以上に暗くないかい?
いくらなんでもちょっと雑居ビルもしくは、倉庫感がありありで不憫に思ってしまう。警視庁が専門部署として新設したのであれば、もう少し陽のあたる部屋をあてがって欲しい。
とはいえ、このもの寂しい部屋で佇む香取は、妙にかっこいいのだけれど♡
蓮の父親の依頼により、一人の同級生の名前が挙がったものの、他にもネットに中傷を繰り返す人物がいることがわかる。“指対”のメンバーは、その人物を特定するためにチーム一丸となって一人の男を検挙したのだった。
万丞の相棒である、咲良(関水渚)との関係性にも少しずつ変化がみえてきた。
万丞のことを冷たくて、取っつきにくいと感じていた咲良だったが、被害者や加害者に真摯に向き合う万丞の姿に変化が表れてきているように思う。
ホームレスを殺した蓮は、「ホームレスなんて、一人いなくなってもどうってことない」とふてぶてしい態度を見せていた。しかし、万丞は「お前が殺したのはホームレスではない、一人の人間だ」と血の通った言葉と、ありたっけの目力で蓮を諭していたのが印象的な回であった。
事件が終わり、また一人釣り堀で誰かを待っている万丞。
と、そこに1人の男が近づいてきて万丞に手紙を渡した。
果たしてこの男は誰なのか?
渡された手紙の内容は何を意味するのだろうかー。
1話完結ながらも、万丞の過去のストーリにも触れる構成がとても見応えがある。
来週以降の展開も非常に気になる。
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