『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』レビュー:寝てもいい、いや寝ること前提のコンサートがあった
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』レビュー:寝てもいい、いや寝ること前提のコンサートがあった
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』作品情報
ストーリー2018年7月、真夜中のロサンゼルス。総合芸術施設グランド・パークに、1人のミュージシャンがやって来る。“眠り”をテーマにした異色のコンサート『SLEEP』の中で演奏される音楽『SLEEP』の作曲を手掛けたマックス・リヒターだ。明け方まで8時間以上に及ぶコンサートに向け、リヒターたち演奏者は準備に余念がない。やがて観客が入場。ステージの前には簡易ベッドが並び、観客は寝袋を出したり、毛布を広げたり、それぞれのやり方でコンサートに備える。驚いたことに、ミュージシャンの演奏中、観客は寝てもいいし、会場を自由に歩き回っても、外に出ても構わないのだ。そんな型破りなコンサートをリヒターが思いついたのは、睡眠に対する素朴な興味からだった。睡眠は人間にどんな影響を与えているのか。音楽はどんな風に人間の脳に影響を与えるのか。リヒターは脳科学者デイヴィッド・イーグルマンの協力の下、音楽と睡眠を科学的に分析し、融合。これまで誰も味わったことのない新しい音楽体験、そして最高級の“眠り”と“目覚め”に導くための楽曲『SLEEP』を作り上げていく……。
予告編
基本情報
出演:マックス・リヒター/ユリア・マール//グレース・デイヴィッドソン/エミリー・ブラウサ/クラリス・ジェンセン/イザベル・ヘイゲン/ベン・ラッセル/アンドリュー・トール
監督:ナタリー・ジョンズ
製作国:イギリス
公開日:2021年3月26日
上映時間:99分
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