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2021年06月29日

「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう

「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう



日本テレビ月曜の深夜ドラマ枠「シンドラ」第15弾となる「探偵☆星鴨」が2021年4月26日からスタート。

人気劇団・ヨーロッパ企画のオリジナル脚本で、ハードボイルドに憧れながらも女性とのコミュニケーションが苦手な探偵・星鴨の日常を描く本作。主役の星鴨を演じるのは、初の単独ドラマ主演となるHey! Say! JUMPの有岡大貴。

本記事では毎話感想を記し、その魅力へ迫っていく。

もくじ

・第1話あらすじ&感想

・第2話あらすじ&感想

・第3話あらすじ&感想

・第4話あらすじ&感想

・第5話あらすじ&感想

・第6話あらすじ&感想

・第7話あらすじ&感想

・第8話あらすじ&感想

・第9話あらすじ&感想

・第10話あらすじ&感想

・「探偵☆星鴨」作品情報

第1話あらすじ&感想

第1話のあらすじ




おばあちゃんから引き継いだリサイクルショップの一角に探偵事務所を構えている星鴨(有岡大貴)。
TVからは、ある殺人事件のニュースが。名探偵シャーロック・ホームズや金日一耕助のように難事件を解決することに憧れて探偵になったのに、実際の依頼は、知的でハードボイルドとはほど遠いものばかり。

こらえきれず「浮気調査お断り!」の張り紙を貼る星の前に突如若い女性・唐戸つぐみ(片山友希)が現れる。依頼は浮気調査ではなくストーカー被害の調査だった。唐戸を事務所に通したものの、なぜか落ちつかない様子の星。「僕、女性と目合わせられるの、3秒が限界なんですよ」とタジタジな星に、唐戸は呆れ気味。調査で唐戸の部屋を訪れるが、30センチ以内に近づくだけで呼吸困難になり、目を合わすこともできない。コミュニケーション取れない二人…。

そんな調査中、捜査一課の刑事・捜田一 (岡田義徳)が現れる。星を殺人事件のホシ(犯人)と疑っているのだ。さらにストーカー被害の鍵を握る女性(磯野貴理子)も現れ調査はドタバタ!果たして無事解決しに解決し、依頼人を笑顔にすることはできるのか!?“頭をユルめる"探偵コメディ・ミステリーの幕が上がる!

第1話の感想:有岡大貴のハマりっぷりにワクワク…愛すべきNEW探偵ヒーローここに誕生!

「シンドラ」第15弾、探偵・星鴨が活躍するコメディ・ミステリーがスタート!

この第1話、主演・有岡大貴の探偵ヒーローへの見事なはまりっぷりに感服した。

かわいらしくて愛嬌のある風貌、初々しいネクタイとコート姿、「見えた!輝く一番星!」の決めゼリフまで、さながらひと昔前のアニメの少年探偵ヒーローを思わせる。オープニング音楽も昭和のドラマやアニメのような風情を感じ、この作品、このままちょっとレトロな少年探偵アニメにできそうだとワクワクしてきた。

今回、ストーカー被害にあっている依頼者・つぐみの依頼で捜査に乗り出す星だが、女性がめっぽう苦手で3秒以上目をあわせられず、女性と近づける距離は30センチが限度で、つぐみ困惑させる。まだ探偵としては駆け出しらしく、張り込みの最中によそ見はするし、ストーカー犯人らしき人物に殴られるし、挙句に警察に「お前、ホシ(犯人)だろ?」といわれて「ホシ(星)ですけど」と答えて容疑者として連行されて…と、いろいろとズッコケぶりが目立った。

とはいえ、やはり探偵ヒーロー。これだけじゃ終わらない。殺人事件に関しては、警察が気づかなかった証拠品を見事に指摘してみせた。そして、ストーカー事件では、犯人が自分を殴った力はネコパンチ並み、つまり犯人はさほど強くないと推理する。

つぐみから「それだけ?」「一番星弱っ!」とツッコミが入るが、相手が弱いってことは次はビビらない!と、的確なのかずれているかよくわからない結論とともに現場へ直接対決しにいく星。

そして、ついにつかまえた犯人は案の定少年で、星の推理はある意味 正しかった。夜の外出が増えた母を不審に思い、つぐみの部屋に母と同じコートがあるのを見て、母が浮気しているのだと勘違いして働きかけようとしていたのだった。

少年の話を聞いていたときから、母親が出かけている場所が星はぴんと来ていた様子。「お母さんに直接聞こう」と、母が出かけている場所=ダンス教室へつれていく。親子の間の誤解を解いて、見事事件は解決。

名探偵に憧れていて、決めセリフはいっちょ前。まだまだ未熟だけど、優れた注意力と閃きがあり、困っている人に手を差し伸べる優しさがある。そんな星鴨のキャラクター、魅力がよくわかる初回になっていた。

愛すべきNEW探偵ヒーローがここに誕生。今後、星鴨の活躍&閃き、そして ズッコケぶりをおおいに楽しんでいきたい。

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(C)NTV・J Storm

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