「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう
第6話あらすじ&感想
第6話あらすじ
星(有岡大貴)がリサイクルショップの接客をしていると、突然「きゃーっ」と唐戸(片山友希)の悲鳴!ラップ音が聞こえ、「幽霊がいる」と主張する唐戸だが、星は受け流して接客に戻る。再び響く唐戸の悲鳴、今度は床がびしょ濡れに。絶対に幽霊とゆずらない唐戸だが、星も妙な違和感を覚えていた。閉店後こっそりと忍び込んで調べてみると…。
そこに現れた影は幽霊!? ではなく、星の探偵学校の同級生・四方田樹(千賀健永)だった!
四方田は何者かに追われ、店内に隠れていたのだった。一瞬不穏な空気が流れるが、実はミステリー作家として活躍していて、連載小説の締切に間に合わず、編集者に追い込みをかけられていた。小説が完成するまで店に匿って欲しいという四方田の頼みを聞きいれた星。そのまま泊まり込みで執筆を続けることに…。探偵学校時代の思い出話から師匠のジョー(堀部圭亮)や同級生・黒谷(森廉)の話に。
なぜか四方田が黒谷が殺されたという非公開の事実を知っていた!?疑念を抱く星。その後四方田を追う編集者の迫(遊井亮子)も現れドタバタの展開!捜田刑事(岡田義徳)も今回は驚きの登場!? 四方田が依頼した密室殺人事件の謎と、彼の真の目的とは!? 怒涛のワンシチュエーションドラマが思わぬ真実を浮かび上がらせる!!
第6話の感想:千賀健永演じる四方田樹登場!ますます謎が謎を呼ぶ展開に?
今回は、千賀健永演じる星の同級生・四方田樹が登場。ミステリー作家の彼は、編集者から逃れるために星のお店の中にフェイクの壁を作って隠れていた。連載小説用のトリックが思い浮かばないという四方田に、その謎を解かせてくれと頼む星。出入り口は一つだけで窓はなし、家具もなし、事件の後に出ていった人間もなし…で、どうやって犯人は逃げたのか?と一見難しい問題だったが、星は「見えた!輝く一番星!」と見事にトリックを見出す。
実は謎はすでに四方田本人が解いていた。犯人は彼と同じくフェイクの壁を使って密室に隠れていたのだ。こうして、探偵星鴨のおかげで四方田は無事に小説を書きあげることができた。
今回はいつもの捜田刑事の出番がなくおかしいな…と思っていたら、物語のラストに登場。実は彼もまた星のお店に潜んでいた。しかも「嫁から追い出された」というなんとも情けない理由で。
「ずっと潜んでたんですか?」と驚く唐戸に「そうだ」と満面のドヤ顔を見せはしたが、さすがに今回はえらそうに星を“ホシ”扱いすることはなかった捜田刑事。「星くん、俺をここに置いてくれ」と頭を下げ、星が渋々ながら承諾すると「ありがとう、恩に着るよ」と泣きだしそうになり、いたってしおらしく素直だった。
本作において、その愛すべきポンコツぶりで絶妙な隠し味になってきた捜田刑事。ここまで見てきて筆者はすっかり彼のファンになり、喧嘩せず星と協力してくれたら…と願っていたのだが、今回その兆しが見えてホッとした。ずっと星に対して威圧的だった彼がやっと素直になったので、今後ますます二人の友情(?)が深まってくれたらと思う。
なお、気になる「タワシ殺人事件で」については、ますます謎が謎を呼ぶ展開になったといえる。
被害者が黒谷だと知っていた四方田。知りえた理由を「とあるすじから」とお茶を濁していたが、劇中では殺人現場に立っているらしき四方田、現場にタワシや赤いハイヒールを置く手…といった回想シーンが次々現れる。そして、四方田は捜田刑事が警察の人間だとわかると忽然と姿を消した。
犯人か協力者か目撃者かはわからないけれど、いずれにしても四方田は事件に何か関わっている可能性が高いと見られる。筆者が個人的に気になったのは、彼のスマホ。星が何度も返そうと差し出したのに一向に受け取らず、あえて無視しているようにも見えた。あれは何か意味があるのだろうか? 後々の伏線もしれないので覚えておこうと思う。
そして、次回の依頼人はなんと捜田刑事。星が彼のために事件を解決してさらに二人が仲よくなれるかも? と期待が高まる。また、予告編で星とそっくりの“一番星”を披露したのは助手の唐戸。彼女の活躍も楽しみだ。
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