「探偵☆星鴨」第10話までのネタバレ感想:「タワシ殺人事件」ついに解決!星鴨、唐戸、捜田刑事よ、ありがとう
第3話あらすじ&感想
第3話あらすじ
女性にタジタジしてしまう星(有岡大貴)の前に、なんと5人もの女性依頼人が集団で登場!探偵・星の最大の危機!?
唐戸(片山友希)が「こんなの誰が買うのか!?」とボヤいていたリサイクル商品の1つ、すりガラスのパーティションを駆使し、なんとか依頼内容を聴く星…。
彼女たちは中学時代の演劇部の同級生。タイムカプセルを掘り起こそうと同窓会で集まったが、埋めたはずの場所から、タイムカプセルがなくなっていたという。場所を知っているのは5人だけのはずなのだが…。久しぶりの再会も次第に険悪ムードになっていく5人。この中の誰かが犯人なのではないか!? と疑う星に、彼女たちは猛反発!改めて一人ひとりに話を聞いてみると、5人の微妙な人間関係が浮き彫りに。
そこへ、いつもの捜田刑事(岡田義徳)が現れ、またも星は警察へ連行されてしまう。
捜田が追っている「タワシ殺人事件」に新たな展開があり、星の探偵学校時代の同級生が関係していたという。星の脳裏に、師匠・ジョー(堀部圭亮)の姿がよぎる。
複雑な想いを抱えたままタイムカプセル探しに全力で取り組む星。
タイムカプセルは一体どこに行ったのか!?
星は彼女たちの笑顔と友情を取り戻せるのか!?
第3話の感想:片山友希の絶妙な“ドン引き顔”がクセになる
このドラマの魅力といえば、まず、主演・有岡大貴の探偵ヒーローへのハマり具合。そして、もうひとつ非常に楽しませてもらっているのが、助手・唐戸を演じる片山友希の表情豊かな芝居っぷりだ。
「シンドラ」枠の前作「でっけぇ風呂場で待ってます」にもゲスト出演していた彼女。そのときもコミカルで突き抜けた演技が光っていたが、本作でも主人公・星のズッコケぶりにあきれる“ドン引き顔”がなんとも絶妙でクセになる。おかげで、見ているときについ唐戸の表情の変化に注目するようになってしまった。
今回、消えたタイムカプセルの謎を追う星。依頼者かつ容疑者である5人の女性と向き合うことになり、女性アレルギーの彼にとってはなんとも過酷な事態。とはいえ、すりガラスの力を借りてなんとか事情聴取をやりとげる。
しかし、聴取を終えて現場へ向かおうとすると、ここでお約束タイム。捜田刑事が現れて星は捕獲されてしまう。なお、今回は星があやしい行動をとったのではなく、警察が捕まえる気満々でお店の前で待ち伏せていた。
「タワシ殺人事件」の被害者が星の探偵学校時代の同級生だとわかって、星が“ホシ”だと意気込む捜田刑事。しかし、「同級生ってだけで疑うなら当時の同級生全員が容疑者になるし、(被害者が)探偵なら依頼者とか依頼内容のほうに容疑者がいる可能性が高い」と星からごく当たり前のことを指摘されて、「うん、確かに」とあっさり引き下がる。
結局、今回もポンコツぶりが露呈しただけで終わった捜田刑事。「くそー」とくやしがる姿は相変わらず切なかったけど、ここいらで星にあやまって、「タワシ殺人事件」の解決を依頼したほうがいいのではないだろうか…?
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事情聴取に取り調べなど、いろいろあってだいぶ時間をくってしまった星は、決めセリフ「見えた!輝く一番星!」を若干巻き気味で披露。5人のうちのひとり・中野が、タイムカプセルの中身を見た者しか知り得ない情報を知っていたことに気が付く。
ただ、ここで思わぬどんでん返し。中野だけでなく、5人の女性全員がかわるがわるタイムカプセルを掘り返していたことが判明する。
「みんなすげえ掘り返すじゃん!」とさすがの星もあきれたが、もちろんここであきらめはしない。
・中野以外の4人が掘り返したときに、すでにカプセルはなかった。
・埋めた場所は学校の理事長(タヌキに似ている)の銅像の裏。
この2つのヒントから、星は本当の一番星を導き出す。
中野が掘り返したのは4年以上前で、そのときは銅像の裏に埋めなおした。その後学校の理事長が交代。前・理事長の銅像は撤去されて、すぐ近くに現・理事長(キツネ顔)の銅像が建てられた。つまりは、彼女たちが勘違いしていただけで、タイムカプセルは埋めた場所でずっと眠ったままだったのだ。
ある意味非常に人騒がせだったといえる依頼者の女性5人。とはいえ、念願のカプセルを一緒に掘り出しながら笑顔を交わす彼女たちにはほっこりした。タイムカプセルを一緒に埋めた友情は決して失われていなかったのだ。
今回も無事に事件を解決して依頼者たちに笑顔を取り戻した星。しかし、気になるのは「タワシ殺人事件」。同級生が絡んでいるだけに、いずれ星はこの事件ときちんと向き合っていくと思われる。その全貌は果たしてどんなものなのか――?
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