<彼女はキレイだった>最終回まで全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第2話ストーリー&レビュー
第2話ストーリー
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愛(小芝風花)に扮(ふん)し、宗介(中島健人)に留学先のイギリスにいるよう装った梨沙(佐久間由衣)だったが、仕事中に偶然、宗介と遭遇。とっさの言い訳でその場は何とか切り抜けるが、このままでは自分が愛でないこともすぐに気付かれてしまうと焦る。しかし、すでに宗介のことを吹っ切って仕事に打ち込む愛には相談できず、梨沙は自分で何とかしようと心に決める。
『ザ・モスト』編集部では、読者の興味を引く企画を打ち出せない編集部員たちに、宗介がイライラを募らせていた。一方で、自身は海外の一流デザイナーに接触を図り、ライバル誌に打ち勝つための起爆剤となる企画を準備していた。愛もまた、相変わらず厳しい言葉を連発する宗介に反発しながらも、自分に与えられた仕事をまっとうしようと、ファッションやメークの勉強を開始。そのかいあって、次第に唯子(片瀬那奈)たち編集部員に認めてもらえるようになり、樋口(赤楚衛二)も、そんな愛をやさしく見守る。
そんななか、愛は、帰国直前のデザイナーにアポイントを取りつけた宗介のサポート役として、一緒に空港へ向かうことに。ところが、移動中の車内で宗介がとんでもないことに気づく…!
第2話レビュー
そりゃないぜ、副編集長!
宗介の言動をきっかけに、愛は仕事に打ち込むようになる。梨沙のサポートもあって、ファッションやメイクの知識を増やしていく愛。もともと努力家だし、頭もよいんだろう。わかることが増えると、きっと仕事も楽しくなっていくはず。編集部でもてきぱきと働くようになる。
そんなある日、企画のために打診していた海外の一流デザイナーと会えることに。しかし、時間は限られている。デザイナーがイタリアに帰る前、空港での1時間だけだ。荷物持ちとして愛を指名し、宗介はタクシーで空港に向かう。しかし、羽田に行かなければならないのに、タクシーの行先は成田。
怒る宗介だが、愛は何度も宗介に行先を確認していた。タブレットを見て集中していた宗介がそれを聞いていなかっただけだった。「空港で会う」と言っていただけで、正確な場所は言っていなかったら仕方がない、のだが……。
打ち合わせが終わったあと、宗介は愛に向かって「こんな仕事もまともにできないのか」と言い放つ。そりゃないぜ、宗介……そこは君が悪いでしょ……。一言、「悪かった」でいいんだよ……。愛も引き下がらずに、自分のことは棚に上げて怒るのかと言い返す。「タブレットばかりじゃなくて、周りの人をもっと見ろ」という愛に、宗介は何も言い返せない。そりゃそうだ……。
愛の苛立ちはおさまらない。そんな愛の様子に気がつき、編集部の先輩・樋口が呑みに誘い出す。この樋口がまたいい人で……。気配りができて、お昼を食べていない愛に、遠慮させない方法でおにぎりを差し入れちゃうんだ……。お酒を飲んでいる最中も、うんうん、と優しく話を聞いて、料理を取り分けてあげて、適度なところで店員さんにお冷を頼んで……愛ちゃん、樋口と付き合えばよくない? だって樋口は恋に落ちてますよね? そう簡単なもんじゃない? そうですか、そうですよね……。
一方、梨沙は父親との会食後、心ない言葉に落ち込んでいた。愛に電話をかけるがつながらない。そこにタイミングよく、電話をかけてきたのは同じく、仕事でへこんでいる宗介。2人は一緒に食事へ。副編集長ではなく、「長谷部宗介」に戻って、なんとも穏やかな表情だ。仏頂面が嘘のよう!
食後はたまたまみつけたフライングディスクで遊ぶ2人。そんな美男美女が夜の公園でフライングディスクしていたらちょっとした事件だぞ! 更には、惜しみなく足を見せている梨沙の腰に、自分のジャケットを巻いてあげる宗介。そ、そんなキュンとさせようとわかっているシーンでときめいたりしないんだからね!
おいしいものを食べて、体を動かして。スッキリした表情を見せる2人。
明らかに梨沙は宗介に惹かれている。でも、自分は愛の代わりをしているだけ。宗介の表情は本来、愛に向けられるもの、と思っているかもしれない。けど、宗介が今、話をして、救われているのは梨沙なわけで……。
できれば、愛と梨沙は仲良くいてほしい。と思っているんだが……。そんな矢先に酔った愛は宗介に電話。自分が「あの」佐藤愛だと打ち明けてしまう。
うーん、これはややこしくなってきたぞ!
※この記事は「彼女はキレイだった」の各話を1つにまとめたものです。
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