「お耳に合いましたら。」第12話レビュー:「好き」を発信すれば世界が広がる! 氷川きよしも登場した最終回!(※ストーリーネタバレあり)
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テレビ東京が音楽ストリーミングサービス「Spotify」と共に、ポッドキャスト番組と連動させたオリジナルドラマ「お耳に合いましたら。」を2021年7月8日より放送する。
伊藤万理華演じる会社員の高村美園が、とあることをきっかけにポッドキャストを始め、人気のパーソナリティ目指して奮闘する物語。
本記事では、第12話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。
「お耳に合いましたら。」第12話レビュー
大好きなチェンメシをポッドキャストで語りまくるドラマ「お耳に合いましたら。」が最終回を迎えた。いろいろなドラマがあるけど、ここまで多幸感あふれるラストはなかなかないんじゃないかと思えるような最終回だったと思う。高村美園(伊藤万理華)にポッドキャストを薦めた親友の須藤亜里沙(井桁弘恵)は、本人の希望通り転職が決まり、音響機材のアドバイスをくれていた佐々木涼平(鈴木仁)は鳥取支社に転勤が決まった。後輩の涼森(宮崎優)に引き継ぎが行われ、社内では盛大に送別会が行われる。
送別会に社長(伊藤俊介/オズワルド)をはじめ、みんながちゃんと顔を出しているのが良かった。桐石(中島歩)と田所(濱津隆之)が披露した「香水」はいかにも社員のかくし芸って感じの選曲だけど、歌詞は去りゆく亜里沙(と佐々木)に未練たらたらの美園の心境とよくマッチしている。
その後の美園は涼森に仕事を教え、一緒に苦労し、ミッションを乗り越える喜びも味わった。でも、生活から「好き」がはじけるような瞬間は遠のき、ポッドキャストの収録も休んでいた。美園が涼森に「次、行くよ」と促すのは、彼女自身の決意のあらわれだろう。
でも、そういう日は突然やってくる。美園の場合、ココイチのカレーをいつもの5辛から8辛にして(相当辛い!)、ソーセージとチーズとほうれん草をトッピングしたら、「好き」が大爆発してしまったのだ。美園はすぐさまポッドキャストを再開する。やっぱり「好き」は伝えなきゃ、心が死んでしまうからね。ココイチの店員役は氷川きよし! ずっとドラマにポスターなどで顔を出していたけど、やっぱり本人が登場するとプレミア感が違う。
「限界突破したら、そこに答えがあったんです!」
説明不要だと思うが、このセリフは氷川きよしのヒット曲「限界突破×サバイバー」とかけたもの。美園はココイチのカレーとともに、自分が今一番「好き」なものについて語る。それは亜里沙と佐々木のこと。そして、もちろんチェンメシのこと。隣人の高杉(濱田マリ)や親友の香澄(桜井玲香)、経理部の若林(臼田あさ美)、母の美由紀(美保純)らがみんなポッドキャストを聴いて微笑んでいるのがいい。西園寺ヒナミ(豊嶋花)と使用人たちが揃って聴いている姿にも嬉しくなってしまった。
翌朝、美園のスマホには亜里沙と佐々木からメッセージが届いていた。いつもの延長のダメ出しなのだが、距離があってもつながれるのがポッドキャストのいいところ。1年後、亜里沙と佐々木はそれぞれ順調に仕事をこなしていて、美園は出張先の香港からポッドキャストを配信していた。エンディングはもちろん3人でダンス。絶対あるはずだと思っていたけど、ちゃんとあるのが嬉しい。
「好き」なことは人との距離を縮めるし、物理的な距離をものともしないポッドキャストは「好き」を発信するのにこれ以上ないツールだと思う。もし、あなたに何か「好き」なものがあったら、まずは誰かに伝えてみるといいんじゃないだろうか。きっと世界が広がっていくと思う。
(文:大山くまお)
「お耳に合いましたら。」第12話ストーリー
亜里沙(井桁弘恵)が退職、そして佐々木(鈴木仁)が転勤するため送別会が行われた。
送別会の後も3人で朝まで飲み明かし、3人で録音を楽しむ。3人で初めて配信機材を買いに行ったこと、美園(伊藤万理華)の配信のこと、これまでの3人での思い出を語り合った。そうして2人がいなくなった日常の中、美園は寂しさから配信ができないでいた。
さらに、マイクセットを落として壊してしまい…
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