2021年10月21日

〈新作紹介〉『Shari』レビュー:最北の冬の町に現れた“赤いやつ”は、一体何をしでかすか?

〈新作紹介〉『Shari』レビュー:最北の冬の町に現れた“赤いやつ”は、一体何をしでかすか?

『Shari』作品情報

【あらすじ】
羊飼いのパン屋、鹿を狩る夫婦、海のゴミを拾う漁師、秘宝館の主人、家の庭に住むモモンガを観察する人。彼らが住むのは、日本の最北に位置する知床半島。希少な野生動物が人間と共存している稀有な土地として知られ、冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる。だが、2020 年、この冬は雪が全然降らない。流氷も、なかなか来ない。地元の人に言わせれば、「異常な事態」が起きている。そんな異変続きの斜里町に、今冬、突如現れた「赤いやつ」。そいつは、どくどくと波打つ血の塊のような空気と気配を身にまとい、いのちみなぎる子どもの相撲大会に飛び込む。 

【予告編】


【基本情報】
出演:吉開菜央

監督:吉開菜央

撮影:石川直樹

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

(C)2020 吉開菜央 photo by Naoki Ishikawa

RANKING

SPONSORD

PICK UP!