<婚姻届に判を捺しただけですが>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第7話ストーリー&レビュー
第7話のストーリー
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勢いで百瀬(坂口健太郎)にキスをしてしまった明葉(清野菜名)。まさかの百瀬の対応に驚きつつも、自分からキスをしてしまった以上、「好きだ」という気持ちをちゃんと伝えようと明葉は決心する。
しかし、百瀬はなぜか明葉のキスを“仕返し”だと思い込む。さらに百瀬から離婚を提案された上、離婚に至るまでの“不仲演出計画”まで語られる始末。呆気にとられた明葉は告白する隙もなく…。
そんな中、急遽、後輩の代理として観光キャンペーンの仕事を担当することになった百瀬。インフルエンサーとのコラボ企画ということで、野上香菜を紹介されてビックリ! なんと、香菜は美晴(倉科カナ)と瓜二つだったのだ!
しかも、香菜は百瀬に気があるようで、あの手この手でグイグイ迫り、SNSでも匂わせ投稿連発。最初は気にしていなかった明葉だったが、美晴のソックリさんだけでは済まない事態に発展してしまい…!
第7話のレビュー
百瀬(坂口健太郎)にキスしてしまった明葉(清野菜名)。無言で寝室へ行くという反応。翌朝「明葉さん、そんなに離婚したがっていたなんて」と言われ、周りの目もあるので2か月間不仲を演出しましょうと提案される。
よく意味がわからないし、なぜ訂正しないんだ明葉……!
どうやら百瀬の中では、自分のキスが嫌がらせだと思われた→明葉が仕返しに嫌がらせでキスした、ということになっている様子。何でそうなる!
でも百瀬は嫌ではなかったらしい。
本の貸し借りで美晴(倉科カナ)の元を訪れた際、「柊くんには明葉ちゃんなんだよ」と言われた百瀬は、明葉にグラタンを作ってもらう約束をする。
そんな折、百瀬が仕事で関わることになったインフルエンサー・野上香菜(倉科カナ)は、何と見た目が美晴と瓜二つ。デザインを明葉の会社に依頼したため、明葉とも対面することに。
だがこの香菜、中身は美晴と似ても似つかないヤバい女だった。香菜の顔を見た祥子が百瀬に話した内容を聞いており、偽装結婚なことも自分が兄嫁に似てることも知っていたのだ(人に聞こえるところで余計なこと言うなよ祥子……)。匂わせ投稿もしまくりだし、無理すぎる。
明葉に取って代わろうと、熱烈にアプローチする。手作り料理を作ってここじゃ食べられませんよねと言い、百瀬は自宅に案内。ヤバ女を家に入れるなよ百瀬……。帰ってきた明葉に百瀬に聞こえないタイミングで「私、あなたよりここにハマると思う。そのポジション変わってもらえません?偽装結婚なんですよね」「私寄生先探してて」と言う。なにこの女……!
さらに、百瀬が明葉と約束しているだろうタイミングを邪魔するため、百瀬のスマホを間違えたふりして取り、忘れものだと思って取りにきたタイミングでケガをして明日の配信の準備が間に合わないと訴える。百瀬なら手伝ってくれるだろうとわざと邪魔したのだ。やな女~!
明葉との関係は煩わしいだろうと百瀬にせまるが、「煩わしくなんかないですよ。僕は明葉さんと朝一緒に歯磨きをしたり、大福を食べたり、仕事終わりにビールで乾杯したり……そうやって過ごすことが、楽しいんです。だから、煩わしくなんかないんです。それに、香菜さんがいくら僕の好きな人に似ていたとしても、僕には関係ありません」と言う。す、素晴らしい……。
百瀬は美晴の見た目ではなく中身を好きになったんだもん、そうだよね、と思いつつ、明葉との日々をそんな風に思っていたことに感動した。
帰宅した百瀬と明葉のやり取りがよかった。
「明葉さんと暮らしていきたい。いつの間にかそう思うようになってて……」
「百瀬さんのことが好きです。百瀬さんと離婚したくありません。」
「ありがとうございます、僕もです。明葉さん、これからも一緒にいてください」
な、なんと素晴らしいハートウォーミングストーリー……いい意味で予想を裏切る展開! 1話ではあんなに嫌なやつだと思った百瀬がこんなにかわいく思えるなんて、ドラマの演出も坂口健太郎もすごい。
倉科カナの一人二役、見事だった。ヘアメイクもそうだが、顔つき目つきが全然違った。
高杉真宙演じる唯斗が、明葉の百瀬の想いを聞いて柄になくショックを受けている様子なのも気になった。唯斗には幸せになってほしいのだが……。
晴れて両想いとなった百瀬と明葉。次回はどんな展開が待っているのか、楽しみだ! 予告の唯斗「いい加減気づけよ」が気になる。
※この記事は「婚姻届に判を捺しただけですが」の各話を1つにまとめたものです。
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