俳優・映画人コラム

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2021年11月06日

石原さとみの「魅惑」と「魅力」:あざとさとみVSサバサバさとみ、あなたはどっち派!?

石原さとみの「魅惑」と「魅力」:あざとさとみVSサバサバさとみ、あなたはどっち派!?


サバサバさとみ:バリキャリもハマるとか、天は二物を与えちゃってる件

脳内に”あざとさとみ”を侵食させてしまっているところ恐縮だが、サバサバさとみもたまらないのでここで一度切り替えてほしい。


『シン・ゴジラ』(C)2016 TOHO CO.,LTD.

サバサバさとみを代表する作品が『シン・ゴジラ』(16)でのカヨコ・アン・パタースン。ネット上ではミスキャストだのなんだの騒がれていたが、”あざとさとみ”のことを考えるとこの開きは凄まじい。

いつものかわいらしいイメージは皆無で、妖艶な雰囲気に流暢な英語、早口でズバズバものを言うその姿に「石原さとみ、こっちもいけるんか」と。かわいいとかっこいい、どちらも兼ね備えてるなんて、やっぱりズルい。


『アンナチュラル』(C)TBS

サバサバ方面で一番好きな石原さとみは『アンナチュラル』での三澄ミコト。法医解剖医としてどんな不自然な死の要因をも解明する。化粧っ気もなく見慣れないパッツンボブというヴィジュアルから”仕事第一”なキャラクターが伺える。バリキャリさとみも最高、惚れる。

“サバサバさとみ”の最大の魅力は、なりたい姿や叶えたい夢に向かってまっすぐに突き進む真摯さ
“あざとさとみ”からは考えられないオーラの違い、よっぽどたくさんの人間観察をして特徴を掴み落とし込まない限りあそこまで憑依できない。女優としての底力に感服。

“あざとさとみ”と”サバサバさとみ”、結論どっちも好きです。

どっちか選べだなんて無理な話で、どの石原さとみにもそれぞれの良さがある。ただやっぱり、『失恋ショコラティエ』のサエコさんが圧倒的優勝。今年こそサエコさんになろうと誓う。


(C)KANSAI TV

尚、ドキュメンタリー『石原さとみのすっぴん旅』での素な彼女を見て、その人となりにますます惚れてしまった。このお方はどこまで人を沼に引きずり込めば気が済むのだろうか…
Amazon Prime Videoでも配信されているので未視聴の方はぜひ観ていただきたい。

あなたは“あざとさとみ”と”サバサバさとみ”、どっちが好き?

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