SixTONESがサプライズ登場!カッコよさと、おもしろさのギャップを見せた「スパイダーマン」舞台挨拶
『スパイダーマン』シリーズの最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開記念スペシャル舞台挨拶イベントが1月8日(土)に開催され、同作品の日本語吹替版主題歌を担当したSixTONESがサプライズで登場した。
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主題歌「Rosy」で、ボルテージを上げる
>>>本記事の画像を全て見る(独占写真3点)映画の上映後、カラフルなライトと白いスモークが噴き上がりイベントはスタート。
縦一列に並ぶ、オールブラックの衣装に身を包んだSixTONESが現れ、日本語吹替版主題歌「Rosy」が流れ出すと、映画館は一気にライブ会場へと変わった。
今回の衣装は、オールブラックのスーツ。スタイリッシュで、めちゃくちゃかっこいい。
その上、並んでハイキックする振り付けや、手を遠くまで伸ばす仕草、足を大きく広げて移動する振り付けが多く散りばめられているので、いたる場面において「SixTONESさん、めちゃくちゃスタイル良い……」と改めて認識した。さすが平均身長177.6cmのグループ……!
さらに、この日のパフォーマンスはオール生歌。映画館という慣れない環境にも関わらず、戸惑うことなく、ハイスピードな楽曲をしっかりと最後まで歌い上げる堂々とした姿に圧倒させられた。
軽快にボケとツッコミを繰り広げる“ゆごジェ”
その後は、MCの方を迎えてトークセッションに臨んだSixTONES。舞台、下手に立つ田中樹から自己紹介が始まると、メンバーのジェシーは「MJ役を務めさせていただきました、ジェシーです」とジョークを交えながら挨拶。
メンバーも会場も少しざわついていた。
しかし、その後で、もう一度「トム・ホランドかっこいいっすね! 裏でも優しくて……」とジョークを言うジェシー。一度拾われなかったくらいでめげない姿は「楽しませたい」思いの強さが現れているように感じた。
実際、2回目のボケの直後には、髙地優吾が「なりすましがすごいのよ(笑)」とすかさずツッコミ。“ゆごジェ”のやりとりに、MCも楽しそうに笑っていた。
「見ている途中で拍手が……!」6人での鑑賞エピソード
MCから作品へのアツい感想を求められると「熱量のまま、ネタバレしちゃいそうで怖いんですけど……」と田中。それを聞いてジェシーは「見ている途中で拍手が起こりました」と発言。髙地によると、SixTONESは本作をメンバー6人と、スタッフのみの空間で楽しく試写したとのこと。
森本慎太郎は「前作までの流れを知っているので……そう来る!? とかもありましたね」と興奮気味で話した。
さらに元からマーベルファンだとアピールしていた京本大我は「大満足の一言に尽きるんですけど、今までのマーベル作品を色々見てきた中で、今回の『ノー・ウェイ・ホーム』はまた1つデカい波といいますか、今までマーベルを見てきた方にとっても、スパイダーマンを見てきた方にとっても、伝説的な瞬間がたくさん刻まれている作品です。スパイダーマン初めて見るよという方が見ても楽しめる作品になっているので、ぜひこれをきっかけに知っていただきたいな」と早口でコメント。MCから「キャストの方の感想ですか」とツッコまれ、照れ臭そうに笑っていた。
SixTONES節全開!あいうえお作文
>>>本記事の画像を全て見る(独占写真3点)その後、SixTONESは「ス」「パ」「イ」「ダ」「ー」「マン」の6文字を使用して、まだ見たことのない人に向けてスパイダーマンの魅力をアピール。
メンバー6人がフリップに書いた言葉は下記の通りだ。
「ス」みずみまで詰まったこだわり(田中樹)
「偉そうなことは言えないですけど……」と前置きした上で「細かい演出まで1秒も見逃せないんですよね」と田中。「パ」ーフェクトボディーのトム・ホランドさん(髙地優吾)
「ネタバレしないレベルでと言われたら、もうこれしか言えません! トム・ホランドさんの上裸がすごくて。ホームカミングのときよりもさらにパワーアップしてました」と理由を説明した髙地。「イ」ギリス育ちのトム・ホランドさん(ジェシー)
大きな声で発言するもメンバーからは「ただのプロフィールじゃん」「Wikipediaじゃん」と総ツッコミ(この流れがツボすぎて、記者席で吹き出してしまったのは秘密……。マスクをしていたのでバレていないと信じたい)。そのツッコミを受けて、ジェシーは「6月1日生まれの僕と同い年なので、友達になりたいな」と発言。芸能界に友達も多く、人の懐に入るのが得意なジェシーらしさをアピールした。真面目に考えてきましたと、もう1つのフリップを出した。「イ」トがギャンギャンビュンビュン出ます!(ジェシー)
このフリップが出てから3秒もたたないうちに松村が「どこが真面目なんだ」とするどくツッコミ。しかし、ジェシーは「見たことがない人は糸が出るってわからないかもしれないじゃない。糸、見てください」と笑顔で答えた。「ダ」レにとっても親愛なる隣人(京本大我)
トークセッション時に「主題歌を担当すると決まる前から3回は見に行くと決めていたんです」とアピールした京本はスパイダーマンシリーズで馴染み深い言葉を用いてアピール。「ー」。言葉を失うほどの衝撃に(松村北斗)
伸ばし棒を振り分けられた松村は「前の人の語尾を受け継いで始めて、次の人に繋げようと思いました」と言い、京本のフリップ「隣人」に続けて「ん〜! 言葉を失うほどの衝撃に」と発表。なんだかんだでコンビネーションバッチリな“きょもほく”により、見事伸ばし棒始まりのあいうえお作文を成功させた。「マン」ジで感動! スパイダーマン。スパイダーマあああン(森本慎太郎)
松村から続くように「3人で続けて言ってみよう」と提案された森本は大きな声で叫びながら魅力をアピール。「マンジ」というのは、「マジ」に感情を込めすぎた様子を表しており卍(まんじ)ではない模様。ラストのシーンで「スパイダーマあああン」って叫びたくなったんですと笑顔で話した。糸でマイクを寄せ「スパイダーマン愛してる!」と絶叫
6人のフリップトークが終わったのち、最後はメンバーを代表してジェシーが挨拶しイベントは終了……かと思いきや、スパイダーマンがアクロバティックに登場!この様子を見た髙地は「俺らよりもジャニーズらしいことしないでくださいよ…」とたじたじ。メンバーから「ジャニーズよりすごいよ」「スパイダーマンが先だよ」などとツッコまれる一幕も。
その後のフォトセッションでは「スパイダーマン、愛してる!」とジェシーが言ったのをきっかけにMCが「マイクももらいましょうか」と提案。するとジェシーは、スパイダーマンが手から糸を出す時の動きをしながらマイクを手に。「スパイダーマンの手はこうですよ! こうするとアイラブユーです!」とカメラに向けて、ハンドサインを説明し、テンション高く振る舞っていた。
それを見た田中は「愉快な男なんで」とフォロー。フォトセッションの場を沸かせていた。
らしさ全開で爪痕を残した
約30分のうちに、パフォーマンスでクールに魅せたかと思えば、彼らのYouTube企画で見られるようなボケとツッコミをテンポ良く見せたSixTONES。本イベントをきっかけに、スパイダーマンシリーズのファンを始め、さらに多くの人から愛される、気になる存在になったことだろう。
(取材・撮影・文=於ありさ)
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