<解説>『スティルウォーター』が構想10年を費やした理由
<解説>『スティルウォーター』が構想10年を費やした理由
『スティルウォーター』作品情報
【あらすじ】オクラホマ州スティルウォーター。失業中の石油掘削作業員ビル(マット・デイモン)は、ドラッグとアルコールの乱用で過酷な人生を送ってきた。彼は、過去の過ちを償おうと、疎遠になった娘アリソン(アビゲイル・ブレスリン)と再会するためマルセイユへ向かう。アリソンはマルセイユに留学中、ガールフレンドのレナを殺害した罪で9年の刑に服しながらも、無実を訴え続けていたのだ。アリソンから潔白を証明する新たな手がかりを得たビルは、弁護士に再調査を求めるが、まともに取り合ってもらえない。しかしビルは、娘の信頼を取り戻し、父親として認めてもらうため、アリソンが真犯人と信じる男、アキム(イディル・アズーリ)を自らの手で探し出そうとする。異国の地で言葉の壁や文化の違い、複雑な法制度につまずきながらも、知り合ったシングルマザーのヴィルジニー(カミーユ・コッタン)やその娘マヤ(リル・シャウバウ)の協力を得て奮闘するビル。果てしない捜索が続く中、ヴィルジニーやマヤとの絆は次第に深まっていく。それは彼にとって、自分ではどうにもならないと思っていた運命からの解放につながる旅でもあったのだ。やがて、思わぬ形で事件の証拠を入手。だがそれにより、ビルは新たに手に入れた人生をぶち壊し、娘への償いのチャンスまでも失いかねない苦渋の決断を迫られることになる……。
【予告編】
【基本情報】
出演:マット・デイモン/アビゲイル・ブレスリン/カミーユ・コッタン/リル・シャウバウ/イディル・アズーリ/ほか
監督:トム・マッカーシー
脚本:トム・マッカーシー/マーカス・ヒンチー/トーマス・ビデガン/ノエ・ドブレ
映倫:G
製作国:アメリカ
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