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2022年01月17日

「真犯人フラグ」真相編第2話徹底考察!:瑞穂は宗教団体の教祖?罪の意識に苛まれた真帆の自作自演説が濃厚に(※ストーリーネタバレあり)

「真犯人フラグ」真相編第2話徹底考察!:瑞穂は宗教団体の教祖?罪の意識に苛まれた真帆の自作自演説が濃厚に(※ストーリーネタバレあり)



→「真犯人フラグ」の画像を全部見る(全3点)

西島秀俊主演の新日曜ドラマ(日本テレビ系)「真犯人フラグ」が2021年10月10日(日)放送スタート。2022年1月9日から真相編が開始される。

秋元康が企画及び原作、「あなたの番です」制作スタッフが手掛ける本作は、平凡なサラリーマンが家族の失踪を機に日本中の注目を集め、“真犯人フラグ”をたてられながらも、真実を追い求めていくノンストップの考察ミステリー。

本記事では、真相編第2話をもとにcinemas PLUSのドラマライターが考察を重ねていく。

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「真犯人フラグ」真相編第2話終了時点での考察

光莉(原菜乃華)の新たな動画「私のお父さんを殺してください」が公開され、林(深水元基)が何者かにメッタ刺しにされ死亡し、菱田朋子(桜井ユキ)とバタコ(香里奈)が出会ってしまった。前回の重要ポイントは主にこの3点である。

篤斗(小林優仁)の病室でアクロバティックな乱闘を繰り広げる朋子とバタコだが、互いのことは知らないようだ。バタコは新興宗教「かがやきの世界」の信者であることがわかっている。そうなると、少なくとも朋子はこの宗教団体とは無関係なのか?



真相編・第2話の重要ポイントは以下の2点と思われる。

・やっぱり瑞穂が怪しい!?まさかの「かがやきの世界」教祖説
・真帆は罪の意識により、自殺幇助を頼んだ?

朝の情報番組「スッキリ!」でも考察されていたが、やはり瑞穂(芳根京子)は怪しすぎる。少なくとも何かしら関わっていることは100%明確であり、善意だけで凌介(西島秀俊)を助けているわけではない。

瑞穂が怪しいと確信できるポイントは以下の3点である。

・林が死んだと知った時のリアクションが明らかに不自然である
・凌介の現在地を知らせるSNSアカウントを見せてきた
・林殺害に使われたと思われる凶器を発見した

林が亡くなったことを知らせたのは、河村(田中哲司)から日野(迫田孝也)への電話。それを又聞きした瑞穂は、不自然に動揺した様子を見せ、裏に引っ込んでしまう。

人が亡くなったと聞けば多少は感情が動くだろうが、明らかに怪しい驚き方だ。彼女がすべての黒幕だと仮定すると「林を殺す予定ではなかった」もしくは「殺すタイミングが予定よりも早すぎた」ことによる驚きだと考えた方が自然に見える。

そして、光莉の「お父さんを殺して」動画に煽動され作られた「炊飯器旦那現在地bot」というSNSアカウントを、わざわざ凌介に見せてきたのも瑞穂。加えて、林殺害に使われたと思しき、刃先が欠けた刃渡り14cmのナイフを最初に発見したのも瑞穂だ。

事件が大きく動くとき、必ずそこに彼女がいる。

仮に瑞穂が宗教団体「かがやきの世界」の教祖だとすると、すべてが上手くハマる気がしてならない。そう思わせるポイントがもう一つある。それは、前回も登場した謎の男・強羅(上島竜兵)だ。

棺桶らしき物体を後部座席に積んだ白い車で移動する強羅。たまたま通りすがった(?)瑞穂を目にするなり「やっぱりあの子か」と呟く。少なくとも強羅は瑞穂のことを認識している証拠だ。

筆者の予想では、強羅は「かがやきの世界」お抱えの便利屋のような存在で、助けを求め入信してきた者たちに対し、必要に応じて「自殺幇助」しているのではないか。瑞穂が教祖もしくは幹部的な立場にいるのだとしたら、面識があってもおかしくはない。

そう考えると、ジワジワと持ち上がりつつある「真帆(宮沢りえ)真犯人説」も説得力を帯びてくる。

今回、篤斗が実の息子ではないと事実を突きつけられた凌介。真帆からしたら、10年ものあいだ、不倫した男の子供を育てていたことになる。嘘をつき続けている「罪の意識」に苛まれ、耐えられなくなり、宗教に救いを求めたとは考えられないだろうか?

このまま嘘をつきながら生きていくのがつらい。でも、この苦しみを夫・凌介と分かち合うことはできない。「かがやきの世界」の助けを借りて、自分たちの誘拐事件をでっち上げ、悲劇の元に殺してもらおうとしたのではないか。そうすれば、夫に事実を告げることなく、事故死の体で命を閉じることができる。

これは、苦しむ者を罪の意識から助けてあげる、”優しい”宗教団体の救いの手法を描いたドラマなのかもしれない。



そうなると、バタコのやり口は少々強引か?

(おそらく)フグの毒を盛って凌介を殺そうとするあたり、やりすぎの感は否めない。暴走しやすい性格は、もしかしたら団体内でも手を焼いている可能性がある。

少しずつ背景が見え始め、展開が動き出した真相編。このドラマに、ハッピーエンドはあるのだろうか。


(文:北村有)

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