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2022年02月09日

<ハレ婚。>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<ハレ婚。>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第5話ストーリー&レビュー

第5話のストーリー



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クリスマスシーズンで華やぐ東京の街へとバースデーデートへ繰り出した小春(島崎遥香)と龍之介(稲葉友)。だが、この日は伊達家においては3日に一度のまどか(浅川梨奈)の日。龍之介は夜までには家に帰り、まどかと夜を過ごす約束の上でのデートだった。

二人きりのデートも終電の時間が近づいてきた。名残惜しさを押し殺してお土産を買って帰ろうと心に決める小春…しかし龍之介は「今日は帰らない!」と小春を抱きしめ、そのまま東京で一夜を過ごすことに。

その頃、伊達家ではゆず(柳ゆり菜)とまどか(浅川梨奈)が、小春のバースデーケーキとシャンパンを用意して二人の帰りを待っていた。まどかは「龍之介さんは嘘をついたことがないもの」と、龍之介を信じて待ち続けるのだが、やがて時計の針は12時を過ぎる…。

翌日、小春と龍之介が家へと帰ってくると、まどかは家を出ていってしまった後だった。「まどかに謝らなきゃ」と慌てて家を飛び出す小春。その姿に「まどかの意思を尊重する」と話していた龍之介は、「六本木にアテがある」と真剣な表情をみせるのだった。

龍之介が小春とゆずを連れてやってきたのは、六本木にあるピアノバーだった。そこで明かされたのは、龍之介とまどかの出会いのエピソード、そして、まどかの壮絶な過去だった…。


第5話のレビュー



クリスマスシーズンで華やぐ東京の街へとバースデーデートへ繰り出した小春(島崎遥香)と龍之介(稲葉友)。だが、この日は伊達家においては3日に一度のまどか(浅川梨奈)の日。龍之介は夜までには家に帰り、まどかと夜を過ごす約束の上でのデートだった。

二人きりのデートも終電の時間が近づいてきた。名残惜しさを押し殺してお土産を買って帰ろうと心に決める小春…しかし龍之介は「今日は帰らない!」と小春を抱きしめ、そのまま東京で一夜を過ごすことに。

その頃、伊達家ではゆず(柳ゆり菜)とまどか(浅川梨奈)が、小春のバースデーケーキとシャンパンを用意して二人の帰りを待っていた。まどかは「龍之介さんは嘘をついたことがないもの」と、龍之介を信じて待ち続けるのだが、やがて時計の針は12時を過ぎる…。

翌日、小春と龍之介が家へと帰ってくると、まどかは家を出ていってしまった後だった。「まどかに謝らなきゃ」と慌てて家を飛び出す小春。その姿に「まどかの意思を尊重する」と話していた龍之介は、「六本木にアテがある」と真剣な表情をみせるのだった。

龍之介が小春とゆずを連れてやってきたのは、六本木にあるピアノバーだった。そこで明かされたのは、龍之介とまどかの出会いのエピソード、そして、まどかの壮絶な過去だった…。



小春と龍之介が初めて結ばれた頃、小春のために用意したケーキの前にして二人の帰りを待つまどかの姿が切ない。翌朝、ゆず(柳ゆり菜)はまどかが結婚指輪を置いて家から消えていることに気づく。自分のせいだと責任を感じる小春。再び東京に戻り、龍之介とまどかが以前働いていた六本木のBAR「BURROW」を訪ねることに。しかし、ある事情で龍之介は店長から恨みを買っていた。

二人がこのお店で出会った頃、まどかは家族にお金を渡すために売春を行っており、父親もわからない子どもを妊娠。似たような孤独を抱えるまどかを龍之介はかばい、店長に自分が子供の父親だと名乗り出てお店を解雇されたのだ。その時から龍之介に忠誠を誓い、茨城までついてきたまどか。家出した彼女に対して龍之介が何もフォローしようとしなかったのは、最初から「僕のことを信じられなくなったら、その時は自ら消える」と約束を交わしていたからだった。



「まどかには幸せになってほしい」と語る龍之介に、小春は諦めずに「龍はどうしたいのか」を問いかける。まどかが伊達家からいなくなれば、小春は今よりも龍之介を独占できるはず。だけど彼女にとって今や龍之介だけではなく、まどかやゆずも大切な“家族”だった。こんな形で終わっていいはずがない。小春は「BURROW」の店長に頼み込み、龍之介のピアニスト復帰コンサートを開いてまどかをおびき寄せる作戦に出た。

龍之介が弾くピアノの優しい音色を、お店の外で聴きながら涙するまどか。実は一度子どもを中絶したことで不妊に悩んでいた彼女は、龍之介に黙って子宮の摘出手術を受けていたのだ。もしかしたら小春の誕生日の夜、まどかは龍之介に自分が抱えている不安を相談しようとしていたのかもしれない。でも自分との約束を破り、小春との時間を選んだ龍之介をまどかは信じられなくなってしまったのだろう。



今回の出来事でまどかの大切さを実感した龍之介だったが、彼女から「もう楽にしてほしい」と離婚届を突きつけられる。

“金持ちの好色亭主とそれに群がる金目当ての女たち”。そんな世間からのイメージ通りだったら上手くいくのかもしれないが、そこに愛がある限り、やはりハレ婚は成立しないのか。次週はゆずの過去も明らかになり、少しずつ龍之介が普通の結婚ではなくハレ婚を選んだ本当の理由に近づいていく。

※この記事は「ハレ婚。」の各話を1つにまとめたものです。

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