Netflix韓国ドラマ「その年、私たちは」で深く突き刺さった7つのセリフ
切なさや優しさに共感しすぎるセリフたち
「もしかして私に言ってる?」と思わずハッとするような気持ちのシンクロや、もやもやした感情を代弁してくれるセリフ。
筆者がドラマへの没入感を高めることになったセリフを7つ紹介する。
「つらかったと言ってもいい」
(6話:ウンがヨンスへ伝えた言葉)周りに弱音を吐き出せない人は多い。相手がそれを受け入れるかどうかは関係なく、ただ、口に出せないのだ。
意地っ張りで素直になれず、自分の不幸を彼に見せたくなかったヨンスは、たった一言「つらい」と言えない代わりに、残酷な言葉で別れを告げた。
一方で、付き合っていたころから素直に謝ることができない彼女に「僕には謝っても平気だ」と優しく諭してきたウン。彼女の本心を引き出そうとする姿勢は、別れてからも変わらない。
「私さえ揺るがなければいい。平気なフリをすればいい。」
(9話:ウンへの気持ちを隠し通そうとするヨンスの覚悟)自信満々に耐えていたのに、それがいとも簡単に崩れてしまったのは未練の残った相手だから。
再会して、顔を見ただけで気持ちがブレるほどの未練。そんな相手の真意の読めない行動に自信を失くす。
それでも覚悟を決めていなければ、とても耐えられない時間があった。崩れてしまえば意味はないのだけど。
「最初からひとりなのは、慣れてるから平気です。でも誰かを失うのは、二度とごめんです」
(9話:ヨンスと同じく、気持ちの揺れているウンのモノローグ)人が臆病になるのは、その経験を通してつらい思いをしたことがあるからだ。
もともとひとりで居るのと、誰かを失ってひとりになるのとでは、天と地ほどの差があって、同じ”寂しい”でも、ずいぶんと意味合いが違ってくる。
ひとりきりで取り残されるつらさを知っているウンが呟いた「ひとりでいるのが楽なんだ」というセリフも、深く頷ける。
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